7年間の長い冒険だった。勝利やトロフィーを手にする中で、彼は常にゴールマウスにおり、常に主役だった。だが29日、ミラノでの歴史は終わり、ロンドンでの新たな歴史が始まることとなった。GK・ジュリオ・セーザルがインテルとの契約を解消し、すぐにQPRとの4年契約にサインしたのだ。

ブラジル『スポーツTV』のインタビューで、ロンドンにいたJ・セーザルはインテルに別れを告げるとともに、QPRでの新たな経験を始める準備が整っていると語った。

「一緒に過ごしたこの素晴らしい7年間を、(マッシモ・)会長に感謝する。すべてが本当に素晴らしかった。ローマ戦の前、サン・シーロですべてのサポーターにあいさつし、ピッチでチームと抱き合うように、彼に頼んでみるよ。僕はそれを望んでいるし、彼らもそうだと信じている。キャンプができなかったことは残念だ。誰にとってもおかしなことだよ。これは、会長も否定できないと思う」

「正直、最初は少し驚いた。でも、このチャンスに満足しているよ。僕はすでにロンドンに生活しに来ている。英語を勉強しているところだ。すべてはバカンス中に起きた。インテルから連絡があって、サラリーを減らすと言われたんだ。どんな選手であっても、僕の立場なら受け入れなかっただろう。僕は偽善者じゃない。オープンに言うよ」

「こうして、この少しうんざりするような状況が生まれた。弁護士と話したよ。家にいたとき、QPRが良い選択肢になるんじゃないかと思ったときのことを覚えている。QPRではインテル時代よりもずっと仕事があるだろう。プレミアリーグは世界中で注目されているし、代表に戻れるかもしれない」