放課後ミッドナイターズ
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8月最後の週となった先週末、この夏をまだ終わらせない!とばかりに多数の話題作が公開となった。その中から特に注目の集まる5作品を紹介したい。
まずは、一足お先に公開となったのが

『プロメテウス』


『エイリアン』『ブレードランナー』の巨匠リドリー・スコットが自身初の3Dで描くSF大作。地球上の古代遺跡で人類の起源にかかわる重大な手がかりを発見した科学者チームが、その謎を解明するため宇宙船プロメテウス号に乗り、未知の惑星を訪れる。しかし、そこには人類が決して触れてはならない、驚愕の真実が眠っていた……。徹底したこだわりを持つビジュアリストでもある監督なだけに、今回もプロメテウス号の外観やたどり着いた惑星の描写など圧巻。『ミレニアム』のノオミ・ラパスはどんな事があっても生き抜くサバイバル力200%な科学者を演じているのだが、ローリエ読者には”どんなことがスクリーンで起きても”驚かな いタフな心を持って臨んで頂きたい……。
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『放課後ミッドナイターズ 』


なんと主人公が、長年理科室に立ち続けてきた人体模型と骨格標本(笑)のアニメ。これが何とも奇抜で面白い。お役御免になりそうなこの2人(?)が真夜中の小学校で大騒動を巻き起こす異色アニメ。福岡を中心に活動している気鋭のクリエイター竹清仁が監督を務め、実は『海猿』シリーズ原案の小森陽一が脚本を手掛けている。声優陣には山寺宏一、田口浩正ら実力派がコントのような2人のやり取りを面白おかしく演じ、観客から笑いを誘う。すでにアジア・ヨーロッパなど数々の国で上映が決定。新たな日本アニメーションのジャンルに注目が集まっている。
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『闇金ウシジマくん』


累計500万部のヒット漫画を原作にした深夜テレビドラマの劇場版。切れ者で冷酷非情、強心臓な闇金業者・丑嶋を中心に、カネや欲望に踊らされる者たちの悲哀をリアルに描く。山田孝之がドラマ版に続いて主人公のウシジマを好演(怪演?)、AKB48の大島優子と『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズの林遣都が、ウシジマとかかわりを持ったばかりに、堕ちてゆく役どころを演じてる。監督はドラマ版の演出などを手掛けていた山口雅俊。既に観た方のコメントには「闇金じゃなくても絶対借金をしてはいけないと思った。」という声も。色々勉強になりそうです・・・。
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『るろうに剣心』


国内外で絶大な人気を誇り累計販売数5700万部を突破した和月伸宏のコミック「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」を、『ROOKIES』シリーズの佐藤健主演で実写化したアクションエンターティメント。「人斬(き)り抜刀斎」こと若き剣客・緋村剣心が訪れた、彼の名を偽って名乗る人物が起こす事件に遭遇し、様々な人との出会いと戦いの中で葛藤し成長してゆく・・・。公開されるや初登場第一位、先行上映を含め現在興行収入は5億5500万を突破している。監督は、「ハゲタカ」「龍馬伝」の大友啓史。綾野剛、江口洋介、香川照之、蒼井優らが圧倒的な存在感を放つ人間ドラマとしての魅力も。
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『あなたへ』


『単騎、千里を走る。』以来、6年ぶりの映画出演を果たした高倉健の205本目の出演作。監督は、『夜叉』『あ・うん』『鉄道員(ぽっぽや)』など、数々の名作でコンビを組んできた降旗康男監督(なんと二人のタッグは20作目!)。妻の遺骨を散骨するため、亡き妻の生前の想いを知るために北陸から九州まで車で旅をする男の、1200キロに及ぶ旅路を描いたロードムービー。キャストにビートたけし、田中裕子、佐藤浩市、草なぎ剛、綾瀬はるか、余貴美子と実力派が勢ぞろい。舞台となった様々な土地の景色も美しく、印象に残る。
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と、今週は邦画の話題作が多数そろったが、他にも孤高のボクサー、モハメド・アリのドキュメンタリー『フェイシング・アリ』や『ヒューゴの不思議な発明』にも登場した1902年に製作された『メリエスの素晴らしき映画魔術 月世界旅行』がなんとカラー版で上映なども見逃せない。

まだ夏の思い出があまり作れていないという方は、ぜひ映画館で新鮮な驚きや感動を味わって欲しい。
(mic)