インテルは26日のセリエA第1節で、ペスカーラに敵地で3−0と勝利を収めた。アンドレア・ストラマッチョーニ監督は試合後、「満足している。まだ一歩目だけど、満足だよ」とコメント。次のように続けている。

「良いスタートだ。やるべきことはあるし、それは分かっている。でも大事なのは、わずか48時間後に、ルーマニアでの試合(バスルイ戦)でやった良いことを繰り返せたということだ。素晴らしいチームで、難しい場所なのに2−0と先行した。後半に失点の危機を迎えなかったのも、ソリッドであることの証だ。良いスタートを切るのが大切だったが、地に足をつけ、仕事を続けよう」

また、ストラマッチョーニ監督はFWアントニオ・カッサーノについて、このように語った。

「彼のパフォーマンスは私の信頼に応えてくれるものだったね。(ロドリゴ・)パラシオが出場停止だったから、彼のような特徴の選手が必要だった。だから、彼を最初から起用したんだよ。最初の練習を見て、調子の良さが分かった。私は2人のストライカーでスタートしたかったし、(フィリペ・)コウチーニョは私が好きな選手だが、ストライカーとしての特徴はないからね」

カッサーノ本人は試合後、このように話している。

「大切なのは勝ち点3だった。良いパフォーマンスだったね。チームが良いプレーをしたからだ。それに、(ディエゴ・)ミリートや(ヴェスレイ・)スナイデルとのプレーは簡単だよ。2人ともハイレベルな選手たちだ。オレたちはフィジカルを改善しなければいけない。まだ始まったばかりだ。もっとプレーの面でうまくやれるはずだよ」

「長友? 佑都は最高さ。暇つぶしになる。今朝は9時に起こしに行ったよ」

次はバスルイとのヨーロッパリーグ予選プレーオフ・セカンドレグ、そして第2節でローマとの対戦だ。だが、カッサーノはインテルがバスルイのことを考え、ラウンドを突破しなければならないと発言。その上で、「それからローマのことを考えよう」と締めくくった。