(株)ニーディックでは、アクタスと共同開発した新しいベーシックラインのファブリックブランド「FABRICIA(ファブリシア)」を発表、さる8月24日、東京・代官山のニーディックテキスタイル代官山本店で発表会を開催した。
「FABRICIA」は、「fabric」(布)+「ricia」(水草)を組み合わせた造語である。スローフードやオーガニックレストランなど、素材にこだわった身体に優しい惣菜にも似た、家の中にあって、ちょっと心地よく、豊かな気分になれるファブリックのブランドであり、自在に組み合わせつつ、さまざまなインテリアエレメンツとして水草のように広がることで、心豊かな暮らしを提案していく。
今回、デザインするにあたって、ベーシックとは何か、どうあるべきか、原点に帰って徹底的に考えたと語るのは、同社のデザイナー・南村弾氏である。南村氏によると、「ベーシック=シンプル」ではなく、時代の要請であるムリ・ムダのない合理性と、最低限の環境負荷で、健全で安心出来る、持続的なモノづくりをしていることに加えて、なおかつリラックス出来る、オリジナルなデザイン性を兼ね備えていることを重視したとのこと。そのため、今回は、工場にフォーカスしてデザインしたそうだ。ちなみに、全26アイテムのうち、独自のチョコレート文化のように高い美意識を有する繊維産地ベルギーで24アイテムを生産。また2アイテムを、絨毯からデニムまで基礎力があり、ヨーロッパ市場の工場として培われた特別な技術が蓄積された産地トルコの信頼出来る工場で生産するという。さらに、台湾の工場で、サカナや太陽、ニワトリなど、ユーモラスなオリジナルカーテンアクセサリーを生産し、切りっぱなしの生地をクリップでとめるような、軽やかなフラット使いのスタイルを提案しているのも大きな特長である。
ラインナップは、ポリエステル100%の「アトラペ」(3900円/m)、「プレリー」(4600円/m)、「ランセ」(7800円/m)、「グラン」(6600円/m)、「ノワ」(4600円/m)、麻100%の「プラン」(7000円/m)となっている。
なお、「FABRICIA」は、ニーディック直営店とアクタス各店舗にて限定販売される。