引っ越しでご近所へのあいさつは必要?

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引っ越し先でのあいさつをどうしたらいいのか、考えてしまうことも多いものです。面倒かどうかで判断するのではなく、自分を取り巻く住環境を俯瞰(ふかん)してから決めても遅くはないでしょう。

●引っ越しあいさつ「する?」「しない?」
引っ越しあいさつには、「お互いの存在を認める」といった意味合いがあり、今後過ごしやすくするためにも、この機会に通過しておきたい手続きと考えましょう。
とはいえ、引っ越しあいさつに行きたいと思っても、躊躇してしまうケースもあります。例えば、セキュリティーの問題や相手との距離(付き合いの深さ)を決めかねているといった場合です。引っ越しあいさつをどう判断すればいいか、一定の目安を設けてみました。

<"引っ越しあいさつをした方がいい"と考えられるケース>
□家族連れ
□すれちがった住人に会釈をされた
□管理人さんが常駐している
□学生専用、女性専用の集合住宅で、住人の属性がだいたい把握できている
□住人を知っている

<"引っ越しあいさつを控えた方がいい"と考えられるケース>
□郵便受けに郵便がたまっている
□表札が出ていない
□住人の属性が把握できない
□不在がちの家が多い
□住人がすれちがったとき目をそらす
□居留守を使われた

迷った場合は、管理人さんに尋ねるというのも一つの方法。近所同士のあいさつ状況が分からないまでも、自分のところにあいさつに来る人が多いかどうか教えてくれるでしょう。

●あいさつをする際の注意点
<時間>
引っ越しの当日か翌日の午後7時までをめどに行いましょう。タイミングも大切なので、1週間以内に会えないようであれば訪問は控えて、出会ったときに軽く会釈を交わす程度でいいでしょう。もし、居留守を使われているように感じたら、あいさつは控えます。

<訪問先>
集合住宅 → 大家さん、管理人さん、隣2軒、下階の人。※上階の人がどんな人か知っておきたい場合は上階も。
一軒家 → お向かいの右、中央、左の3軒、隣2軒。

<あいさつ品>
単身者なら500円程度、家族の場合は500円〜1000円程度。
・タオル
・ハンカチ
・せっけん
・洗剤
・入浴剤
・ラップ
・お菓子(生ものは避ける)など。

<あいさつ内容>
「隣に引っ越してきました●●です。よろしくお願いいたします」と、名字だけで十分。あいさつを終えたら土産物を渡し、訪問先に負担を感じさせないよう、1〜2分程度で切り上げましょう。

<その他>
行きたい気持ちがあっても自分一人では行きづらいという人は、引っ越し片づけに来ている親や知人に付き添ってもらっても問題ありません。
またオートロックの集合住宅の場合、直接部屋のチャイムを鳴らすと警戒されることもあります。エントランスから呼ぶように心がけましょう。

引っ越しあいさつは相手を知るいい機会。「しようか」、「やめとこうか」ではなく、基本的に「する」という方向で考え、しない理由がある場合に限り「控える」というスタンスでとらえてみるといいかもしれません。