UFC151「Jones vs Henderson」がイベントごとキャンセルされるという前代未聞の事態に発展した。ジョン・ジョーンズのチェール・ソネン戦の対戦拒否問題は、米国でもファンやファイターがツイッターで、同問題に関して感情的になる事態となっている。MMAPLANETは、“どう思うジョン・ジョーンズの対戦拒否”――として、MMAワールドの住民たちの声を拾った。第一弾は日本を代表する岡見勇信の考えをお届けします。

■岡見勇信
「とてもビックリしました。メインが無くなることで、大会自体が無くなるという事実に対し驚いています。それだけ、ジョン・ジョーンズの存在が大きいということなんですかね? 僕だったら、どうするかって考えてしまいます……。

僕の対戦相手が2度変更されるのとは意味が違いますよね。僕の場合は、チャンスを逃してはいけない立場だったので。それはチャンピオンとは違います。王者の方が、責任感も多くなりますし。僕自身がMMAを引っ張る立場に自分が立っていないので何とも言いようがないのですが、相当ジョン・ジョーンズは精神的に強いと思います。

普通の選手なら、受けていたでしょう。大会が無くなるなんて聞かされると、試合をしないといけないっていう気持ちが出てくると思うんです。それをチーム全体で話し合って、断るという決断を下したのですから、相当な覚悟があったに違いありません。その決断に対し、僕がどうこう言うことはできないですが、覚悟がないと断れないですよ。

それでもタイトル剥奪とか、強硬手段に出なかったUFCはMMAをスポーツとして捉えているということも、これでより一層分かりましたね。でも、大会自体が無くなるって、UFCにとっても相当なことだったと思うんです。僕なら大会が無くなるのなら、試合に応じているでしょうね。

僕らには伝わっていないことがあるのでしょうが、大会が無くなるプレッシャーに勝てるのは凄いです。チェール(ソネン)はライトヘビー級で戦ってきていないですし、その選手と『戦うのはおかしいだろう?』ってジョン・ジョーンズが思うことは理解できます。でも、チェールとなら盛り上がるし、PPV的にも良いカードだし、そこを良しとしないのは、やはり凄いです。

でも、これだけケガが続くと……選手権試合と同じ階級の挑戦者決定戦のようなカードを同じ日に組まないといけないような状況になっていますね。これだけ大事になってしまうので。逆にチェールのように、チャンスが貰える方がポジディブに捉えることができるでしょうね。チャンスと思えるなら、勝負に出やすいです。アンデウソンと終って、次がジョン・ジョーンズだと彼ならチャンスと捉えるでしょうしね。

同時に漆谷(康宏)さんや水垣(偉弥)選手の心境を考えると……、もう計量と試合だけっていうまで仕上げてきているはずなので……。他の選手もそうだろうし、精神的に厳しいでしょうね。また、気持ちを作っていくのは本当に辛いことだと思います。仕方がないんですけど……」

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