和歌山県の有田川町で名勝あらぎ島をめぐる「棚田ウォークinあらぎ島」開催

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和歌山県有田川町のシンボルであり、日本の棚田百選にも選ばれた名勝「あらぎ島」やその周辺の史跡や文化にふれながら散歩を楽しめる「棚田ウォークinあらぎ島」が開催される。

約7kmのウォーキングを楽しむイベントだ。

開催日は9月23日(日)、清水行政局駐車場で10:00から受付、10:15スタートとなる。

参加料は1人500円、先着30名まで。

小学生未満は保護者同伴が必要。

雨天の場合は中止(小雨決行)となる。

ウォーキングのコースは清水行政局駐車場を出発し、弁天の那智さん、地蔵堂をめぐり、あらぎ島の開墾や地元の工芸である保田紙製造に力を尽くした笠松左太夫の碑に立ち寄る。

昼食は小峠活性化センターで、名物の「芭蕉寿司」が用意される。

その後、あらぎ島展望所、道の駅あらぎの里を経てあらぎ島周囲を一周し、スタート地点に戻る約5時間の行程だ。

ウォーキングの後は「体験交流工房わらし」にて保田紙のうちわ作りが予定されている。

なお、同工房では紙漉(かみすき)や、草履作りの見学、体験もできる。

「あらぎ島」は海や湖に浮かぶ独立型の島とは違い、周囲に流れる有田川が長い年月を経て島の三方を侵食し形成された扇状の地形だ。

このような地形はほかにも見られるが、島全体を棚田にして活用している例は珍しい。

あらぎ島の水田の歴史は古く、江戸時代初期には存在しており、開墾以前は桜の名所だったと伝えられている。

棚田は、山地が多い日本の国土を先人が知恵と工夫を凝らし水田にしたもの。

高知県仁淀川町長者の棚田のように自然の地形に石垣を積みタイプの棚田もあれば、千葉県鴨川市大山千枚田のように畦(あぜ)を土で固めたタイプのものもある。

また、栃木県茂木町岩ノ作棚田のように緩やかな谷底を開墾するなど、地域により様々だ。

あらぎ島ではこのほか、あぜ道に1,700本もの竹灯籠(とうろう)にロウソクをともし、幻想的な風景を楽しめる「キャンドルライトイルミネーションinあらぎ島」と題されたイベントも開催される。

日時は9月6日(月)18:30から。