自身のスタンスを明確にしたGACKT
 - 画像は6月撮影のもの

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 GACKTが、竹島の領土問題について「独島は韓国の地」とツイッター上で発言したと報じられている件について、「僕自身が今までその類の発言をしたことはない」とオフィシャルブログで否定した。

 GACKTは22日付のオフィシャルブログで「Twitterでのコミュニケーションを曲解して、僕が以前、領土について発言したかの様に取り沙汰されているが、僕自身が今までその類の発言をしたことはないし、今後もない」と否定。「僕がこの世界でやれることは、音楽の力で世界に平和をもたらす。それだけだ」と政治的活動を行うつもりがないことを改めて強調した。

 GACKTは昨年3月にツイッターで領土問題をめぐる「独島は韓国の地」といった旨の意見をリツイート。今年6月にそのことが韓国メディアに取り上げられた際は、前述の意見がGACKT自身のものであるかのように報じられ、インターネット上で話題に。だが、GACKT自身はこれまでこのことに特に触れることはなく、沈黙を守っていた。

 先日にはロンドンブーツ1号2号の田村淳が「竹島は日本の領土」と発言したことが大きな話題になった領土問題。中には芸能人が政治的発言を行うことについて疑問を呈する人もいる。GACKT自身は、一人の表現者として政治的問題からは距離を置いているらしく、同日のブログで「外交問題が悪化する中で僕らのような文化を届けられる者達が自分たちの文化に心を乗せて届けていく。それが僕らの使命なのではないかと思っている」と持論を展開している。(編集部・福田麗)