神奈川の三崎漁港の仲買人に聞いた、マグロの一番おいしい食べ方とは?

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マグロ料理の定番といえば刺し身だが、マグロのメッカとも呼ばれる三崎では今、様々なマグロ創作料理が注目されているのだとか。

実際、三崎港がどこにあるか知らないという人でも、“三崎マグロ”のフレーズは耳にしたことがあるはずだ。

観光客の数も増加してきたという三崎市場で、マグロのイチオシレシピを緊急調査してみた。

三崎ならではのレアものレシピのゲットなるか!? と意気込んで調査開始したものの、返ってきた答えには一様に、「マグロの本当のおいしさはシンプルな調理法でこそ堪能できる」というもの。

どの仲買人もまず、「塩、コショウで下味をつけてからホイル焼きにするのがいいよ」と言う。

…シンプルの極み!! でも、確かにそうなのだ。

本当においしい食材というのは、塩、コショウで味を整える程度でいただくのが一番おいしいに決まっている! もぎたての野菜、現地で食べるブランド牛ステーキなんてのも同様だ。

 でもでも、他にもおいしいレシピってないの〜? と食い下がったところ、「塩、コショウを軽く振ってから串焼きにしてもおいしいよ」とか。

ふむ。

串焼き。

これは使えるかもしれない。

外でバーベキューする時にこんなおしゃれメニューがあったら、思わず携帯で写メしたくなるはずだ。

そしてそして、「マグロは煮つけるのもうまいんだよね。

ショウガをいれて臭みを消すのがポイントだよ」とのお答えも。

おお。

マグロってあまり煮つけのイメージないが、他の魚同様にショウガで臭み消しすればおいしくいただけそうだ。

さらに、「俺はやっぱ目玉の煮つけが一番好きだな〜」と答えてくれた方もいた。

目玉の煮つけ!! コラーゲンたっぷりのこのメニューは、美容マニアの女子なら見逃せない! ということで、仲買人から聞き出したレシピを簡単に紹介したい。

まず、材料は「マグロの目玉、酒、みりん、砂糖、ショウガ、醤油」。

そして調理法は、1:鍋に目玉がつかるくらいの湯を用意して、沸騰させる2:沸騰したら目玉を入れて湯通しする3:湯通しは、目玉のまわりの脂が抜けるまで続ける4:別の鍋に、酒、みりん、醤油、砂糖、ショウガをお好みの分量で投入。

そこに、湯通しした目玉を加えて、10分ほど煮ればできあがりと、なんとも簡単♪ そして、しつこくもう一度言うが、魚の目玉にはコラーゲンがたっぷりなので、肌の老化防止に効果が期待できる。

夏場は特に、紫外線や冷房の影響で肌がダメージを受けやすい時期なので、まさに今の時期に食べたいメニューといっても過言ではない。

おいしく食べることがスキンケアにつながれば、心も肌もベストな状態を保てそうだ。

ちなみに、今回取材に訪れた三崎市場は、誰でも自由に見学することができる。

巨大なマグロがずらりと横たわる様を目の当たりにできるセリの見学時間は、朝8時から10時まで。

吹きぬけになっている2階から、1階の会場をのぞき込む形で見学することになる。

見学に訪れた7月某日には、615本のメバチマグロがセリにかけられていた。

視界の右から左まで、バカでかいマグロが何本も並べられているさまは圧巻。

この光景を見ることができただけでも、早起きして見学にきた価値があったと思えるほど。

三崎に入ってくるマグロはそこまで大型ではなく、40キロから120キロ程度のものがほとんどなのだそう。

1キロあたりの取引額はおよそ900円〜1,500円。

仲買人は尾の断面で品質を判断して、どれに入札するかを決めているんだとか。

具体的には冷凍された尾を海水が入ったバケツに入れて、脂の付き方や色味などをチェック。

これで味まで分かるというのだからたまげたものだ。

究極の目利きたちがマグロと真剣に向き合う姿を見ていたら、彼らが吟味した極上の一本を味わってみたくなること必至。

早起きして見学に出掛け、セリ終了後に市場関係者にレシピを聞き出し、帰宅後に料理にチャレンジするという休日もなかなか粋なもの。

ぜひ実践していただきたい。