編集部あてにキリンビールから6月19日に発売となった「グランドキリン」の開発者 蒲生徹さんから手紙が届いた。

「グランドキリン」とは、全国の酒類取り扱いの「セブンイレブン」で先行発売されているプレミアムビールのこと。

手紙を見ると、「グランドキリン」のオススメの飲み方について書かれている。

要約すると、以下の3つがポイントだそうだ。

1.一口目はビンから直接、のどに当てるように勢いをつけて飲む 2.ビンのまま、少し温度が上がるまで時間をかけてゆっくり飲む 3.部屋の灯りを消し、テレビや音楽も消す。

そして自分の内面と向き合いながらグランドキリンと過ごす ふむ。

普段はテレビを見ながら、冷えたビールをグイッと一気に飲み干し、テレビに「あーだこーだ」と適当な突っ込みを入れているが、そんな飲み方とは全く違うらしい。

「グランドキリン」も手紙と一緒に同封されていたので、蒲生氏オススメの「グランドキリン」の飲み方ポイントを確かめるべく、街頭調査を実施してみた。

家路へ急ぐ人が行きかう夜の駅前にて、調査を実施。

仕事帰りの吉岡健二さん(会社員)にグランドキリンを試飲してもらった。

まずは冷蔵庫でキンキンに冷やしておいたグランドキリンを試してもらう。

「仕事のあとのビールは最高ですね」と、おいしそうにグビグビと飲む吉岡さん。

一般的なビールとの違いを尋ねたところ、「少し味が濃い? 冷たくておいしいですね」と味の濃さには言及したものの、あまり差異は感じられなかったようだ。

続いて、事前に20分ほど置いておいたものを試してもらった。

「あれ。

さっきよりも、味や香りがグッと強く感じられますね。

こんなに濃い味とは気づきませんでした。

ビールはキンキンに冷やして飲むのがうまい!と思っていましたが、これは、これでいいですね。

時間が経ってもうまいビールは珍しいです」続いては「2.コップに入れた状態とビンのまま飲む飲み方の味わいの違い」について調査しよう。

今度は女性に聞いてみることにする。

会社帰りの姫沼玲奈さん(会社員)に、まずはコップに入ったグランドキリンの試飲をお願いした。

「濃厚な味わいですね。

まろやかなので好きです」と、グランドキリンの味わいに興味を持った模様。

次にビンのまま飲んでもらおうとお願いすると、「直接飲むのは新鮮ですね」と姫沼さん。

たしかに、缶ビールをそのまま飲むことはあっても、女性はビンビールをラッパ飲みすることはほとんどないだろう。

「へー。

のどにあたる刺激が新鮮ですね。

また、香りが口の中に長く残っているように感じます。

これがアロマホップの香りなのかな?」と、ラベルを見ながら感想を語ってくれた。

グランドキリンは飲み方によって、より深い味わいを楽しめることがわかった。

ただ、もう一つ飲み方があったはずだ。

「3.部屋の灯りを消し、テレビや音楽も消す。

そして自分の内面と向き合いながらグランドキリンと過ごす」だ。

夜も更けてきたし、疲れたし、自分もグランドキリンを飲みたいので、1〜3の飲み方をすべて実践することにした。

ひとり静かにグランドキリンを楽しむことにしよう。

夜の闇に包まれた庭でグランドキリンを開けると、”プシュッ”という音だけが静かに響き渡った。

広口のビンからは豊潤な香りが漂ってくる。

深い香りを楽しみながらグランドキリンを勢いよく流し込むと、心地よい刺激がのどをスッと駆け抜けた。

その刺激とは裏腹に、口当たりはとてもまろやか。

このギャップがおもしろい。

この日はちょうど、ペルセウス座流星群がピークを迎えるときであった。

静寂のなかで流れ星を探していると、あっという間に時間が過ぎていく。

それにともない、ビンを持つ手の温度がグランドキリンにも伝わっていく。

ただ、温度が上昇しても飲みにくさは感じられない。

それどころか、どんどん濃厚になっていく味や香りの変化を楽しむことができるのだ。

さらに、ビールの温度を気にしなくていいので、考えごとをしながらでもゆっくり味わうことができるのもいい。

そういえば流れ星が頭上を流れているんだったと思い、願い事を考える。

「大きなお肉が食べられますように。

そして、好きな洋服が買えますように。

お金もたくさんもらえますように……」どうやら、私は物欲の固まりのようだ。

とはいえ、静寂の中、一人、じっくり考えることができ、有意義な時間を過ごすことができた(蚊にさされてしまったが)。

結論。

手紙に書かれたグランドキリンの飲み方は一度試してみる価値はある。

寝苦しい夜がまだ続くが、そんなときは夜風にあたりながら、グランドキリンとともに一人の時間を楽しんでみてはいかがだろうか。

大人の”ぜいたく”を味わえるはずだ。