韓国の李明博大統領による竹島(韓国名・独島)上陸を受け日本が対抗措置を協議する中、韓国国会の外交通商統一委員会は21日午前から、日本の“独島侵奪”行為ならびに歴史わい曲の中止を求める、いわゆる「独島決議案」採択について協議を行っている。複数の韓国メディアが報じた。

 報道によると、与党セヌリ党のジョン・ムンホン議員をはじめとする15人は、「日本の独島の領有権主張中止の要求」「日本防衛白書、外交青書、各種中学高校解説書や教科書に掲載されたわい曲した独島関連記述の即刻削除の要求」「日本の慰安婦強制動員・拉致に対する正式な認定と謝罪の要求」の3項目が記された決議案を提出した。

 一方、野党民主党も決議案を提出したが、セヌリ党とは異なり、慰安婦問題や教科書問題などは含めなかった。報道によると、全体会議が始まる前に与野党間で事前の話し合いが行われたが、合意点は見いだせなかった。

 同委員会のアン・ホンジュン委員長は、メディアの取材に「与野党で意見の調節が必要」と述べ、決議案に対する温度差があることを明かした。(編集担当:新川悠)