「週刊現代」2012年9月1日号(首都圏では8月20日発売)が、「これが『橋下新党』の全貌だ!」と題した20ページにわたる大特集を組んでいる。

特集によると、いわゆる「橋下新党」から擁立される候補者は、大阪市の橋下徹市長が率いる「大阪維新の会」の「政治塾」塾生から絞り込まれたメンバーと、民主党などから離党してくるメンバーで構成される見通しだ。

豊富な資金力を背景に、鳩山由紀夫元首相のグループが合流してくる可能性も指摘されているが、維新の会と政策面で一致しない面も多く、実現可能性は未知数だ。

なお、鳩山氏は、この特集内の「民主党議員『落選危険度』リスト」の、「落選危険度C」にランクインしている。鳩山氏については、週刊朝日8月17・24日号でも落選すると予測されているほか、週刊文春の8月16日・23日号に掲載された「あなたが落選させたい議員は誰ですか?」というアンケートでは、ダントツの1位にランクインしている。

なお、「週刊現代」のリストで最も落選の可能性が高いとされる「落選危険度A」には、海江田万里元経産相(東京1区)、長妻昭元厚労相(東京7区)、原口一博元総務相(佐賀1区)らが名を連ねており、閣僚経験者でも当選がおぼつかない民主党の惨状が浮き彫りになっている。