アメリカで人気が出ちゃった日本製品 その2




日本製品が海外で人気になると、日本人としてうれしいものです。もはや大型スーパーのように何でも売っている米amazonには「熱い支持」を集めている日本製品がかなりあります。ご紹介しましょう。



※amazonのレビューは原稿作成2012年7月4日時のものです。



キュピーマヨネーズやスナック菓子などの「味」分野で日本製品はファンを増やしていますが、ほかに「道具」でも同様のことが起こっています。



例えば文房具。そもそも日本の文房具は全世界的に大人気で、日本で開かれる文房具のショーケース『ISOT』(国際 文具・紙製品展)には世界中から新製品を求めてバイヤーが詰めかけます。日本のお菓子は外国の方々へ人気のお土産ですが、文房具も実はそうなのです。



これだけデザインが多種多様、それぞれに工夫が凝らされた文房具が並んでいる国はほかにありません。こういった「道具類」も含めてファンを拡大している製品をご紹介します。



■お弁当作り用の卵型



日本のお弁当が「bento」となってアメリカでも人気なのはご存じの通りです。米amazonでは、お弁当作りに使う道具は「bento accessories」というブランチメニューにまとめられています。中で人気なのが、卵をウサギちゃんやクマくんの顔にするプラスチック製の型。



『Kotobuki Plastic Egg Mold, Rabbit and Bear』($3.25)という製品で、なんと82人もレビュワーがいてその内60人が★5つの満点。テキサス、オースティン在住のTecho-Popさんは「Egg-celentな製品」とベタなダジャレで褒めています(笑)。レビューを見ると「Cute」のオンパレード。



⇒米amazonで販売されている卵型

http://www.amazon.com/Kotobuki-Plastic-Mold-Rabbit-Bear/dp/B002TZ04J6/ref=sr_1_1?s=home-garden&ie=UTF8&qid=1341371145&sr=1-1&keywords=bento+accessories





■お弁当作り用の野菜型抜き



同じくお弁当作り用の道具ですが、野菜の型抜きです。桜などの花弁の形に野菜を抜くステンレス製のあれです。キャラ弁作りがネット経由で広まったせいか、この型抜きにも人気があります。35人レビュワーの内22人が★5つの満点。上の卵型と同じく「Cute」が並びます。



⇒米amazonで販売されている野菜型抜き

http://www.amazon.com/Stainless-Steel-Vegetable-Cutters-K8444/dp/B00095VK7S/ref=sr_1_13?s=home-garden&ie=UTF8&qid=1341369123&sr=1-13&keywords=bento





■エチケットカッター



男性のグルーミンググッズの1つにエチケットカッターがあります。鼻毛やまゆ毛のお手入れに使う道具ですが、パナソニックの『ER-GN30 』という製品が売れています。「Health & Personal Care部門の23位に入っています。しかも324日もトップ100にランクインし続けていますからロングセラーです。



333人のレビュワーのうち231人が★5つの満点。しかしカリフォルニア州サンノゼ在住、Kay Hayesさんの「ベスト・ウーキー・ファイター!」というコメントタイトルはいかがなものか(笑)。この人も★5つ付けています。



⇒米amazonで販売されている

http://www.amazon.com/Panasonic-ER-GN30-K-Vortex-Facial-Trimmer/dp/B0049LUI9O/ref=zg_bs_hpc_23





■お好み焼き



アメリカからお客さんが来たらお好み焼きに連れて行ってあげると喜ばれます。あのソースの甘辛い感じがアメリカ人の舌にヒットするようで、その人気はかなりのものがあります。



キュピーさんに取材した際に「日本で弊社のマヨネーズを食べて気にいった方が、アメリカに戻っても食べたいということで人気が徐々に広まったいったのでは」とおっしゃってましたが、お好み焼きも同様にじわじわとその人気を広げています。



米amazonではオタフクさんが出している『Okonomiyaki kit/Japanese pizza』($14.9)という家庭用お好み焼き具材のセットが販売されています。レビュワーが2人しかいないのが残念ですが両名とも★5つの満点。「簡単で楽しい!」とC.L.Satonicaさんは言っています。



⇒米amazonで販売されているお好み焼きセット

http://www.amazon.com/Okonomiyaki-kit-Japanese-pizza-4-3/dp/B000FI0Z02/ref=sr_1_2?s=grocery&ie=UTF8&qid=1341370491&sr=1-2&keywords=otafuku





■クルトガ



三菱鉛筆の『クルトガ』(Kuru Toga)というシャープペンシルをご存じでしょうか。シャープペンシルの芯を自動で回転させ、満遍なく芯が使われるようにすることで芯を折れにくくした製品です。



これがアメリアメでも販売されていて($6.97)、その非常に日本人的な工夫ゆえか人気です。217人もレビュワーがコメントを書き込んでいます。何か言いたくなる製品なのでしょう。その内113人が★5つの満点(笑)。



⇒米amazonで販売されているクルトガ

http://www.amazon.com/uni-ball-KuruToga-Mechanical-Starter-1751934/dp/B0026ICM1E/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1341373944&sr=8-1&keywords=kuru+toga





■刺身包丁



「Sashimi Knives」で一番人気が「Sekiryu Yanagiba Sashimi Knife 300mm」です。いちいちローマ字表記で長いですが、関流柳刃刺身包丁です。アメリカでは包丁も「ナイフ」なので日本人からするとちょっと違和感がありますね。



すしが世界的に有名になってしまったので、それを作るための道具も必要だというわけです。レビュワー5人が★5つの満点。テキサス、ヒューストンのG.Davisさんの「スシ用のイイ包丁だ」など褒めるコメントが並びます。



⇒米amazonで販売されている刺し身包丁

http://www.amazon.com/Sekiryu-Yanagiba-Sashimi-Knife-300mm/dp/B000WQ00GQ/ref=sr_1_1?s=home-garden&ie=UTF8&qid=1341368186&sr=1-1&keywords=sashimi





■パイロットのボールペン



パイロットはなんと大正7年(1918年)創業の老舗です。パイロット製の筆記用具、特にボールペンはもはやアメリカでも定番製品となっています。米amazonの「Writing & Correction Supplies」部門の「Pens & Pen Refills」Top100の中の第1位はパイロットのボールペンです(12本入りで$12.97なので1本約86円/1ドル=80円で計算)。



しかもパイロットはこのTop100の中に26製品も入っています! ランキングをよく見ると、ゼブラ(明治30年創業!)、ぺんてる(昭和21年創業)の製品も多く、このブランチメニューは日本製品が制圧していると言ってもいいほどです。



⇒米アマゾンで販売されているパイロット製ボールペン

http://www.amazon.com/Pilot-Fine-Point-Black-31020/dp/B001GAOTSW/ref=zg_bs_1069820_1





■お〜い お茶



アメリカで販売されているペットボトルの緑茶が甘いのをご存じでしょうか。アメリカの飲料メーカーが販売している「グリーンティー」には加糖されたものが多く、日本人がアメリカのスーパーでそれを飲むとビックリします。



紅茶と同じような感覚なんですね。ところが、伊藤園の『お〜いお茶』(500mlペットボトル12本で$23.44)がアメリカでも人気になっています。肥満大国と呼ばれるアメリカ人の健康志向にマッチしているとの、bentoが広まっていくのと同様に、日本からの「緑茶は無糖」が浸透していっているものと思われます。



ちなみに、お〜いお茶は「Grocery & Gourmet Foo」部門の「Beverages」メニューの第72位です。Top100のほかの製品はコーヒー類ばかりなので、ここに緑茶が入っているというのはスゴイです。説明写真に「Koi Aji」(濃い味)が入っているのがちょっと愛嬌があっていいです。ぜひ見てください。レビュワー54人の内42人が★5つの満点です。



⇒米amazonで販売されている『お〜い お茶』

http://www.amazon.com/Ito-En-Japanese-16-9-Ounce-Bottles/dp/B0017T2MWW/ref=zg_bs_16310231_72





■ウォシュレット



トイレの多機能化にかけて日本の右に出る国はありません。TOTOのウォシュレットは日本を代表する多機能トイレと言っていいでしょう。温水/冷水による洗浄、座面の温めだけでなく、音楽も流すなど、外国人が仰天するほどの進化を遂げています。



日本を訪問する外国人が、センサーによって自動的に蓋が上がったりするなどの機能を見て驚きの声を上げるのも珍しくありません。この職人的な作り込みもまた日本を代表するものではないでしょうか。ウォシュレットは米amazonでも販売されており人気を博しています。



『TOTO SW554-01 Washlet S300 Elongated Front Toilet Seat, Cotton White』($880.00)は「Toilet Seats」で53位にランキングされています。ランクが低いと思うかもしれませんが、上位に来ているのはただの替え便座(蓋込み)がほとんどで価格も$50程度の製品です。そんな中、この高価な製品がこの位置に入っているのは驚きです。



ちなみに「Elongated」なので製品タイプとしては大型のものになります。83人のレビュワーの内62人が★5つの満点です。ノースカロライナ州シャーロッテ在住のVincent D. Librizziさんは「9年待った製品だ!」と絶賛しています。



⇒米amazonで販売されているウォシュレット

http://www.amazon.com/SW554-01-Washlet-Elongated-Toilet-Cotton/dp/B0011YSEUC/ref=zg_bs_542642011_53







(高橋モータース@dcp)