※イメージ画像 photo by xxxmatch from flickr

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 はるな愛、マツコ・デラックス、KABA.ちゃんなどオネエ系タレントが人気となり、佐藤かよなどファッションモデルまで登場するようになった昨今。同性愛者や性同一性障害への偏見は昔に比べて少なくなったように思える。

 だが、実際は“ゲイ能人”であることをカミングアウトできずにいるタレントが圧倒的多数だ。秘密にされているがゆえに「あの俳優はゲイ?」「まさかあのミュージシャンが?」といった様々な憶測も飛び交っている。

 最近ゲイ説がささやかれているのは、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅなどのプロデュースを手掛ける中田ヤスタカ。ファッションや容姿が中性的な彼は、ゲイだといわれれば分からないでもないといった感じがする。だが、以前から彼は一部で「チャラ男」として有名だとされており、女性関係が派手だという情報もある。なぜ、ゲイ説が飛びだしたのか。

「小室哲哉がTwitterで一般ユーザーから『男に告白されたことはありますか』と聞かれた際に『ヤスタカから、彼がヘロヘロのとき、結婚してって言われた事、多数回。』と答えたことが発端です。彼が女好きなのは間違いないですが、女目線の歌詞が書けるセンスや女性的な振る舞いを考えると、両刀使いの可能性は十分にあります」(音楽関係者)

 ゲイ説を支持する人々からは、Perfumeの代表曲「レーザービーム」の歌詞に「虹色のラブビーム」という一節があり、同性愛者を象徴するレインボーカラーにかけているのではないかとの深読みまでされているようだ。彼ほどの才能と容姿があれば、男からも女からも好かれるだろうが、真相は今のところ藪の中である。

 週刊誌報道や番組での発言によってゲイ説が噴出したタレントたちもいる。

 お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄は、就寝中のケンドーコバヤシの乳首を吸ったことがあるとカミングアウト。さらに、男性とテレホンセックスをした経験があると語ったことがある。同じくお笑い芸人の宮川大輔は、男性との性経験があると明かしており、寝ていた元相方・ほっしゃん。にキスをしたり一緒に風呂に入っていたと語っている。

 俳優や歌手はこういったネタ半分のカミングアウトすらもタブーであるが、写真という決定的な証拠によって言い逃れができなくなったパターンが多数ある。

 いまやゲイであることを誰も疑わなくなった槇原敬之は、覚せい剤事件で逮捕された際にゲイ男性と同棲していたことが発覚。事件後にも同棲を続けていたことが写真誌にキャッチされた。クスリと同性愛が同時にバレたにもかかわらず、SMAPの「世界に一つだけの花」といった不朽の名曲を生み出すまで復活したというのは奇跡である。

 槇原と同じくゲイであると一般的に認知されつつある平井堅は、坊主頭のガチムチ系カレシとのツーショットを撮られてから吹っ切れた感があり、ゲイミュージックの影響を色濃く受けたファッションや音楽性を打ち出すようになった。近しい関係者によると本人はカミングアウトしたがっており、堂々とオネエ系歌手を自称する日も近いのかもしれない。

 歌手の氷川きよしは、俳優・松村雄基と“熱い夜”を過ごしているところを写真誌にスクープされた。氷川が松村の尻ポケットに指を入れて歩く姿はラブラブカップルそのものであり、二人の出会いが、ゲイ疑惑の根強い俳優・風間トオルの誕生日パーティーだったということも同性愛疑惑に拍車を掛けた。

「その後二人は別れてしまったようです。福岡空港で氷川が『捨てないで〜』と号泣しながら電話をしている姿が目撃されており、騒ぎが大きくなったのを恐れた松村から別れを切り出したようですね」(芸能関係者)

 落語や歌舞伎などの古典芸能では「男を知らなければ芸は究められない」とされており、芸能界は昔から同性愛と縁が深かったといえる。そういった歴史を考えれば、ゲイ能人の多さも理解できるが、人気やイメージを考えて公表できないのが実情なのだろう。とはいえ、芸の本道で勝負していればゲイでもノンケでも関係ないはず。偏見を恐れずに堂々とカミングアウトし、自由に恋愛を楽しんでみるのもいいのかも…?
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)