ひざにたまる水はひざへの負担増のサイン!








ひざの関節がこわばって、曲げにくさを感じたり、腫れぼったさや違和感、痛みを感じたりといった症状は、若い年齢層の人たちにもみられます。ひざの症状は、高齢者に多いと思われがちですが、腰痛の二次的な影響を受けて、ひざに不具合を生じることもあります。







膝に水がたまる、という話はよく聞くと思いますが、膝の痛みや曲げにくさ、こわばりを感じた時に、水がたまっている場合があります。



ひざに水がたまっているかどうかを調べるには、ひざのお皿に注目します。



長座(ひざを伸ばした状態)をして、脚はリラックスしましょう。片方の手でふともものひざに近い部分を抑えながら、もう片方の手で、ひざのお皿を前面からフトモモ方向へ軽く圧してみましょう。ひざに水がたまっている場合は、圧したお皿が浮いたような感触があります。(このチェックは病院などで、横になった状態でも行われることがあります)



ひざの関節内で水(滑液 かつえき)がつくられており、常に水がある状態なのですが、正常であればその量は過剰になりません。ですが、ひざの関節の負荷が強まり炎症がおこると、水が分泌される部分が刺激を受け、水の量が過剰になってしまい、痛みやひざの曲げにくさなどを生じることになるのです。



水は自然と吸収されますが、炎症が起きていると、吸収もされにくくなり、ひざに水のたまった腫れた状態になります。



この状態になった場合、専門医を受診してひざに対する治療を受けますが、体の状態によっては、ひざへの負荷を減らすように、腰や骨盤、股関節などのバランスを調整することで、ひざにたまった水の増加を予防したり、水を吸収しやすい状態に近づいたりするケースもあります。



もし、ひざには症状がなくても、腰痛や股関節痛があるといった場合は、ひざに症状が及ばないように、早めにケアをしましょう。



(文/檜垣暁子)



■著者プロフィール



檜垣 暁子(ひがき あきこ)

オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド

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カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。