「文法上の誤り」までチェックしているとは

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米ジョブバイトの調査によると、フェイスブックなどのSNSが従業員の採用活動に「必要不可欠となっている」と答えた企業が92%にものぼったという。

800人以上の人事・採用担当者から回答を得た。活用したことのあるSNSは、リンクトインが93%、フェイスブックが66%、ツイッターが54%。米国では、もはや人材採用に欠かせないツールとなっているようだ。

「ボランティア活動」の書き込みは好感度が高い

SNSを活用することで、採用候補者の質が上がったという回答も43%あった。使い方の中には、書き込み内容を評価して候補者を選別することもあるという。

書き込み情報から悪い印象を受けるとしたのは、「不法薬物使用」が78%、「同性愛」が67%。不法薬物の使用を「悪い」とする人が100%でないところが不思議だが、これも米国社会の一面だろうか。

「文法上の間違いやスペルミス」から悪い印象を受けるとする人も54%と半数を超えた。有能な人間をサーチして積極的に採用するというよりも、応募してきた人の書き込みをチェックし、自社に合いそうにない人を外す使い方をしているのかもしれない。

逆に肯定的な印象を受ける情報は「ボランティアなどの活動」で66%。中立的な印象を受ける情報は「政治的意見」(62%)「宗教的意見」(53%)が多かった。

アルバイトを含めて日本でもSNSを使った採用が、米国ほど盛んになるかどうかは分からない。しかし就職を控えた人は誤字に気をつけ、ボランティアなど好感度の高い活動の書き込みを増やしておくに越したことはないだろう。