消費者金融利用者を5つのタイプに分類。生活や家族構成などの特徴を発表

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NTTデータ経営研究所は消費者金融の利用者・利用経験者を対象に、「消費者金融の利用状況等に関するアンケート調査」を実施した。

その結果、5つの消費者金融利用者のタイプが明らかとなった。

調査は2012年3月9日から3月12日にかけて、大手消費者金融会社、その他消費者金融会社のいずれかから借り入れ経験のある人を対象に非公開型のインターネットアンケートで実施。

1,500人の有効回答が得られた。

同研究所は調査結果を基に、その利用者の属性や借り入れ行動に関する項目を用いたクラスター分析を実施。

消費者金融利用者は借り入れのスタイルによって「生活維持借り入れタイプ」「一時借り入れタイプ」「趣味・娯楽タイプ」「多重借り入れタイプ」「少額借り入れタイプ」に分類した。

利用者の36.5%を占める「生活維持借り入れタイプ」は、生活を維持するために数社から比較的多額の借り入れを行っているが、きちんと返済している傾向が高いという。

30代の既婚女性が多く、夫と子供がいるケースが多い。

収入は不安定で貯蓄比率も低いが、持ち家比率は高いことが特徴といえる。

利用者の19.7%を占めるのが「一時借り入れタイプ」で、ショッピングやレジャーのために1社から比較的多額の金額を一時的に借り入れているのが特徴。

30〜40代の既婚女性が多く、家族構成は夫と子供がいるケースが多い。

収入は安定しており、貯蓄比率・持ち家比率とも高いという。

「趣味・娯楽タイプ」は複数の借入先から、自身の趣味や遊興費のために比較的多額の金額を借り入れているが、滞納などはない。

40代の既婚男性が多く、共働きの妻と子供がいるケースが多い。

社会的なステータスが高く、収入も安定しており、貯蓄比率・持ち家比率も高い。

このタイプは利用者の15.8%を占める。

利用者の21.8%を占めているのは「多重借り入れタイプ」で、他の借入金を返すために5社以上からかなり高額の借り入れを行っている。

無計画で返済は滞りがち。

40代男性で相対的に結婚していない人が多いという。

収入は安定しているものの低く、貯蓄比率・持ち家比率ともに低い場合が多い。

利用者の構成比として、一番少ない6.2%を占めるのが「少額借り入れタイプ」。

おこづかいの補てんのために1社から小額の借り入れがあるものの、きちんと返済しているのが特徴。

20〜30 代の既婚男性が多く、専業主婦の妻と子供がいるケースが多い。

収入は安定して高く、貯蓄比率・持ち家比率も高い。