老舗女性向けサイト カフェグローブが倒産

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 老舗ファッション・ビューティーサイト「cafeglobe.com」を運営する株式会社カフェグローブ・ドット・コムが準自己破産を申し立て、8月10日付けで東京地方裁判所から破産手続き開始の決定を受けたことがわかった。帝国データバンクによると、負債は約1億900万円。 カフェグローブが倒産の画像を拡大

 株式会社カフェグローブ・ドット・コムは矢野 貴久子氏と青木陽子氏、南ゆかり氏の3名で1999年に設立。代表取締役を日経BPを経て編集者を経験した矢野氏がつとめていた。 設立当初から大人の女性に向けてファッションやビューティー、キャリアやライフスタイルなど幅広い情報を発信するメディア事業を軸に、Webソリューション事業やマーケティング事業を展開。月間PVも約800万を突破するなど女性系情報メディアとして高い注目を浴びていた。しかし、同カテゴリに大手ポータルサイトが進出したことや新興メディアの乱立などで広告事業が苦戦。提携事業なども軌道に乗らず撤退するなど新規事業が育たなかったことで収支が悪化。2011年12月にはショッピングサイト「SELECT Cafe」事業をNECビッグローブのグループ会社 桃源郷株式会社に事業譲渡するなど事業の整理をしていた。 2012年5月には「cafeglobe.com」をアラフォー女性向けサイトとしてリニューアルし、従業員の削減など再編を進めたが業績は改善できず、ある広告関係者は「少し前から広告の受付を中止していたようだ。激戦の女性系メディアの中でも知名度のある老舗だったのに残念」と語る。 債権届け出期間は9月14日。財産状況報告集会期日は11月5日午前10時で破産管財人は飯塚卓也弁護士(電話03-5223-7724)。