ジョン・ウーに捧げたいスライティング発砲! 『バイオハザード6 体験版』第2回クリス編

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2012年10月4日にPS3/Xbox360で発売が予定されているカプコンのサバイバルホラー『バイオハザード6』。

本作は、『バイオ2』『バイオ4』の主人公としておなじみの「レオン編」、初代『バイオ』『バイオ5』の主人公「クリス編」、新たな主人公「ジェイク編」、そして謎の女スパイ「エイダ編」と独立した4つのストーリーが進行していくのが大きな特徴である。

現在Xbox360で配信中の体験版では「レオン編」、「クリス編」、「ジェイク編」を試すことができ、今回の第2回ではクリス編の体験版プレイレポートをお届けする。

ホラー色の強かったレオン編に比べ、アクション色が強くなっている。

(第1回レオン編はこちら)ストーリーは、レオン編の舞台となったアメリカ大統領講演会場での大規模なバイオテロと同時期。

対バイオテロ部隊”BSAA”隊長 クリス・レッドフィールドは、捕らわれた国連高官を救出するため、未曾有のバイオテロにさらされた中国「蘭祥(ランシャン)」にBSAA隊員たちと降り立つ。

撃てども傷が再生、変異していくB.O.W. (生物兵器)”ジュアヴォ”が、容赦なく襲いかかってくる。

予想をはるかに上回る状況に、一人、また一人と命を落としていく隊員たち。

我を失うほど、この事態を引き起こした張本人へ言い切れぬ憤怒を心に抱き、それでもクリスは先へと進んでいく。

『バイオハザード6』では、よりTPS的なゲームシステムを採用していることはレオン編で紹介した通りだ。

『バイオハザード コード:ベロニカ』以前の固定カメラによる演出が好きな人にとっては残念に感じる点もしれないが、さらに洗練されたシステムによって、より映画的な感覚がが味わえるようになったといえる。

それが多彩なアクションである。

銃を構えての移動撃ちをはじめ、銃を構えた状態で敵を避けるために緊急回避を行うと、仰向けになった状態でも銃を構えて射撃できる。

また、ダッシュからスライディングを行い、180度ターンして仰向けの状態で射撃も可能。

この説明だけでピンと来る人もいるかもしれないが、これは香港時代のチョウ・ユンファ(映画俳優)のアクションを彷彿とさせるものだ。

映画監督であるジョン・ウーの演出が好きな人にもたまらないアクションではないだろうか。

簡単にいえば、大ヒットした香港映画『男たちの挽歌』ごっこができるワケである。

筆者などはしびれまくりだ。

うれしくてたまらないのである。

インタフェースもよくできている。

目的地の方角と距離は画面上にアイコンとして表示され、さらにルートガイドを使えば方角も表示してくれる。

迷わず進んでいける仕組みがうまく取り入れられているのだ。

体験版のクリス編は、無数の”ジュアヴォ”との銃撃戦、ビルからビルへと移動などアクション性が強いのが大きな特徴だ。

”ジュアヴォ”との戦い以外にも、障害物を乗り越える、ハシゴを登る、コンビでピンチを乗り越えるなどの要素が盛り込まれている。

入り組んだ道が多く、ルートガイドが活躍するだろう。

ステージ内にある箱のなかに弾薬が隠されていたり、ドラム缶を爆発させて”ジュアヴォ”を一掃できたりと、今後激しくなっていくであろう戦いのチュートリアル的なステージとなっている。

弾薬の数が少なめなのは、シリーズのお約束で、それは今作でも同じ。

そのため、できるかぎり格闘攻撃で戦うと考える人もいるだろうが、そうは問屋がおろさない。

今作では”フィジカルコンバットゲージ”が導入され、格闘攻撃が任意で発動できるようになった反面、近接アクションや格闘攻撃を繰り出すとゲージが消費され、ロになると、ゲージが回復するまで、これらのアクションが使用不可となってしまう。

武器には拳銃、マシンガン、手榴弾などいろいろとあるので、ひとつの武器に頼らず、状況に合わせてそれぞれ使い分けよう、ということなのだろう。

酒浸りのダメ男から、相棒となるピアーズをはじめとする、対バイオテロ部隊”BSAA”の隊長として現場に復帰する序盤のストーリーはなかなか熱いモノがある。

ホラー色の強いレオン編と異なり、戦場の男臭さ満載なのがクリス編の魅力になりそうだ。

次回は新たな主人公「ジェイク編」である。

『バイオハザード6』の体験版は、PS3/Xbox 360のオープンワールドアクション『ドラゴンズドグマ』の数量限定特典として付属。

専用のコードを入力することでダウンロードできる仕様となっている。

Xbox 360版は7月3日よりダウンロードを開始。

PS3版については9月4日より開始予定だ。

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