シャネルとアートの深い関係 モンテーニュ通りブティックを彩る12作品

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 「CHANEL(シャネル)」の創始者マドモアゼル シャネルは生前、多くのアーティストや著名人と親しかったことで知られている。「CHANEL」とコンテンポラリーアートのつながりは今も続き世界中のブティックにアーティストの作品が飾られているが、なかでもパリのモンテーニュ通りオープンしたブティックに注目。店内の各所に12点のアート作品が飾られ、それぞれが「CHANEL」の美の世界を表現する役割を果たしているという。 シャネルとアートの深い関係の画像を拡大

 マドモアゼル シャネルと付き合いが深かったと言われているアーティストや著名人は、パブロ ピカソやサルバドール、ダリ、ジャン コクトー、作曲家 イーゴリ ストラヴィンスキー、バレエ リュスの創設者 セルゲイ ディアギレフ、そして詩人のピエール ルヴェルディなど錚々たる顔ぶれ。生涯を通じてアーティストたちを支援し、熱心に擁護してきたとされている。その結びつきが現代にまで受け継がれ、特別なアート作品の制作や、世界中のブティックを飾る作品の購入として表れているという。 3月にパリにオープンした「CHANEL」の新しいブティックは、モンテーニュ通り51番地に位置し、約600平方メートルの店舗設計はニューヨーク在住の建築家Peter Marino(ピーター・マリノ)が担当した。1〜2階の2フロアからなり、マドモアゼル シャネルが暮らしたカンボン通り31番地のアパルトマンのインテリアからインスピレーションを得て、「CHANEL」の持つ時代を超えたモダニティやエレガンス、大胆さが表現されている。室内の大理石やブロンズ、ツイード、カーペットは、各部屋にあわせて特別にデザイン。デザイナーKarl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)によるプレタポルテやバッグ、シューズ、コスチュームジュエリー、アクセサリー、そしてファイン ジュエリーやウォッチまで、フルコレクションをそろえている。 「CHANEL」のクリエイティビティを紹介する究極のショーケースという特別な意味を持つというブティックは、装飾品やアンティーク家具などと共に、「CHANEL」のために制作されたコンテンポラリーアート作品が店内を彩っている。階段脇に飾られているのは、フランスのアーティストJean-Michel Othoniel(ジャン=ミシェル オトニエル)がマドモアゼル シャネルの愛したパールのネックレスにオマージュを捧げた立体作品「Le Collier d'or blanc」。ゴッサンスによるシャンデリアや金メッキのブロンズに水晶が散りばめられた手すりが設置され、階段の踊り場にはマドモアゼル シャネルのポートレート写真をモデルに制作されたグレゴール ヒルデブラントの作品、エレベーターにはイドリス カーンの作品が飾られている。部屋の各所にはロバート バリーによる「Light and Dark」、ヨハン クレテンによる陶器「La Gloire」や彫刻「Muse」、アンドリュー ダッドソンの「B/W Restretched」、オルガ デ アマラルの「Dos Mitades」、ロバート グリーンの「Bobby」、イドリス カーンの「The Rite of Spring」、そしてピーター デイトン、ゴール ヒルデブラント、マーク スワンソンによる立体作品など12点の作品が飾られ、ブティックの個性を演出している。■CHANEL BOUTIQUE 51 AVENUE MONTAIGNE 51, avenue Montaigne Paris 75008  +33 1.44.50.73.00.  10:00am – 7:00pm (月〜土曜日)