花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の名勝負ベスト10! No.1バトルは……!?

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何事も空回りだけどハートだけはアツい主人公・田西敏行の、文字通り疾走感あふれる生きざまを描いた花沢健吾の傑作漫画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』。

2010年には銀杏BOYZ・峯田和伸主演で映画化、今年夏クールには関ジャニ∞・丸山隆平主演でドラマ化されるなど、根強い人気を誇る作品です。

本作の見どころといえば、なんといっても類い稀なる田西のヘタレっぷり……だけではなく、迫力あるバトルシーンですよね。

そこで今回は「『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の名勝負といえば?」と題したアンケートを男女300人に実施。

いずれ劣らぬ名勝負が出そろいましたが、第10位から6位までの中でインパクトのある戦いはというと、第6位にランクインした、田西の心の師匠・鈴木さんが不良をみぞおちへのパンチで一発KOしたシーンでしょう。

第9位のたけし先輩の試合も厳しいボクシングの世界を表しており、深さと重みが感じられる名バトルです。

では、ベスト5の発表に参りましょう。

第5位は田西と花のファーストコンタクトとなったバトル。

バトルというよりハプニングと言った方がいいかもしれませんが、この出会いがなければすべては始まらなかったわけで、その意味では貴重と言えるでしょう。

第4位は花VSかーくん。

まさか第一話のテレクラの伏線がここで回収されるとは思ってもいませんでしたが、花の非凡なボクシングセンスと強さが光る好勝負です。

第3位は変則バトルですが、田西&花VS安藤。

圧倒的な強さを誇る天才・安藤に対し、バーサーカー状態の田西と花の必死の連携プレイでなんとか勝利をもぎ取ります。

一歩間違うと命の危険も伴う綱渡りな状況の中、結果として二人の絆が深まった戦いとなりました。

第2位は田西VS青山。

ストーリー前半のクライマックスとも言えるこの戦い、ブラジルの格闘技・カポエラを操る青山の前に案の定、田西はボロ負けを喫します。

しかしながらその後の二人の再会シーンも含め、まさに物語のミッドポイント(折り返し)となる重要なバトルとしてぜひ押さえておきたい一戦であります。

そして栄光の第1位に輝いたのは……田西VS源のラストバトル。

初めての戦いで手も足も出なかった田西が、花を守りたい一心で死にものぐるいで立ち向かい、見事にノックアウトを奪います。

もっとも、花のアドバイスとシューマイ先輩のアシストがあっての勝利ですが、どうしようもなかった主人公が元プロボクサーに勝つという爽快感は文句ナシのナンバーワンです。

ひたすら不器用に、どこまでも格好悪くとも現実に立ち向かい続け、最後にかけがえのない「家族の絆」を手に入れた田西。

「たとえどんな結果が待っていようとも、男は走り続けなければいけないっす!」という、彼の魂の叫びが聞こえてくるような全10巻、この夏、一気に読みきってみてはいかがでしょう。