大阪にある、日本唯一のケンタッキーフライドチキンの食べ放題に潜入!

写真拡大

日本KFC創業日である7月4日、全国362店舗限定で「オリジナルチキン食べ放題!」が実施されたことが話題になったが、その日限定ではなく、いつでもオリジナルチキン食べ放題のお店が、全国に1店舗だけ存在するらしい。

うわさの真相を探るべく、調査を開始した。

まずは日本KFC広報に電話で問い合わせ。

電話口の担当者が教えてくれたのは小野原店。

どうやらこの店舗がうわさの真相の鍵になりそうだ。

誰もが愛するケンタッキーだが、いったいどのくらいの量を食べられるのか気になるところ。

早速そのお店を目指すことにした。

阪急バス「小野原」駅を降りると巨大な看板に「フライドチキン食べ放題」の文字。

間違いない、食べ放題「カーネルバフェ」実施店舗の「ケンタッキーフライドチキン小野原店」だ。

ほかの店舗同様、入り口にはコック姿のカーネル・サンダース。

彼の笑顔が「どのくらい食べられるのかお手並み拝見」と訴えているかのように挑戦的な姿に見える。

しかし、ここでひるまないのが浪速っ子魂というものだ。

挑発するような彼の笑顔にあえて敬意を示し、パシャリと記念撮影といく。

これで最初の礼は尽くしたはずだ。

いざ、出陣! と鼻息も荒く店内に入ると「いらっしゃいませ」のあいさつとすてきな笑顔の出迎えを受ける。

たとえ食べ放題といえども、サービス精神は超一流。

これがカーネル・サンダース直伝のおもてなしの心意気なのかもしれない。

思わず入り口で少しひるんでいると、香ばしいオリジナルチキンの香りが鼻腔(びくう)をくすぐるではないか。

鶏肉特有のほのかな甘い香りが「チキンを食べたい!」という食欲を刺激する。

そんな誘惑を振り切り、何とか自制心を取り戻して見回す店内の座席は、昼のピーク時過ぎにもかかわらず老若男女を問わない客層でごった返しているではないか! 誰もが満面の笑みを浮かべ、夢中でチキンをほお張っている。

思わず「私も食べる!」と叫びたくなる欲求を抑え、いったん仕事モードに頭を切り替える。

胸の奥に秘められているライター魂が、食べ放題の歴史を知りたがっているのだ。

「食べ放題の発祥は、大阪ではなくて沖縄の店舗なんですよ」と疑問に答えてくれたのは店長の梅津さん。

その歴史は1995年9月にまでさかのぼるという。

沖縄といえば、オリジナルチキンをおかずにご飯と食べることで有名なほどのケンタッキー大好き県。

なるほど、沖縄の食文化がこのうれしい食べ放題を生み出したわけだ。

沖縄の大人気をうけて小野原店でも、1995年12月にバフェサービスを開始。

当初は食べ放題のメニューも少なかったが、現在はファミリーにも喜んでもらえるようにと通常店舗では販売していないメニューの開発も行っている。

「基本的にすべて手作りなので時間と手間はかかるんですが、おいしいものを提供してお客さまの笑顔が見られたらそれが私たちのやりがいにつながるんです」と梅津さんはその熱い思いを話す。

しかし、調理のこだわりから、出来上がるまでの時間がかかることは明白だ。

それなら作り置きをするなど何か裏技があるのではと勘ぐってしまうのも致し方のないところだ。

ところがそんな考えはゲスの勘繰りと言わんばかりに彼の口からは驚きの事実を聞かされる。

「すべて通常店舗と同じ製法で作っているので手間暇はかかりますが、それがケンタッキーフライドチキンです!」さわやかな笑顔が、裏を読みすぎた疑いの気持ちに優しく刺さる……。

と、落ち込んでいる場合でもないので、早速自慢のオリジナルチキン食べ放題を体験!気持ちを新たに入場してみると、豊富なメニューが豪華にお出迎え。

オリジナルチキンはもちろん、クリスピーチキンやビスケットなどの人気商品、サラダにチキンナゲット、クリームコロッケ、ポテトフライ2種、パスタ2種、スープ3種、わかめごはん、ソフトクリームなどチキンからデザートまでバラエティー豊かなメニューが所せましと並べられている。