一人暮らし費用節約術

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自由を満喫できる憧れの"一人暮らし"。その一方、それなりに責任も重くのしかかってきます。その一つがお金のやりくり。仕送りや給料日前にあわてないよう、日ごろから節約グセを身に付けておきましょう。

●"初期費用"をどうやって節約する?

一人暮らしを始めるためには、部屋探しだけでなく、家電製品や日用品もそろえなければなりません。しかし、「欲しくなったから買った」では、お金とスペースは目減りしていくばかり。自分がどんな生活をするのかを想像し、最低限必要なのものから順に購入していきましょう。

■一人暮らしで必要なものリスト 
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<家電製品>
[必要度★★★]:テレビ、冷蔵庫、炊飯器、掃除機、(エアコン)
[必要度★★]:洗濯機、電子レンジ、オーブントースター、パソコン、ドライヤー、
[必要度★]:電気ポット、アイロン、コーヒーメーカー

<家具・日用品>
[必要度★★★]:ふとん類、カーテン
[必要度★★]:テーブル、ベッド、押入れ収納
[必要度★]:机、テレビ台

<キッチン用品>
[必要度★★★]:鍋・フライパン、包丁・まな板、ラップ、食器、タオル類、トイレットペーパー、石けん・シャンプー類
[必要度★★]:調味料

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[必要度★★]や[必要度★]は、生活スタイルによっては無くても困らないかもしれません。検討の余地はありそうです。

・「洗濯機」
一人暮らしの期間が短い、ベランダに干したくない場合等、コインランドリーの利用も考えられる。
※<目安>コインランドリー代=約2000円〜3000円/月

・「電気ポット」
都度お湯を沸かす場合は不要。

・「テレビ」
パソコンで代用が可能かも。

・「アイロン」
アイロン掛けが不要な衣類が多い場合、必要な時だけクリーニング店を利用すれば不要。※<目安>ワイシャツのクリーニング代=200円/枚

・「オーブントースター」
電子レンジに機能がついていれば不要。

節約を心がけるなら、物を減らしてシンプルな生活を目指すことがベスト。物が多くなるとスペースが必要となったり、収納家具を購入したりと、お金がかかってしまいます。

●月々発生する固定費を節約しよう!

一人暮らしを始めると、「家賃」、「食費」、「光熱費」、「通信費」......、今まであまり意識をしなかった支出も発生します。ちょっと油断すると、これらの固定費は増加するばかり。心を引き締めつつも、無理のない節約術を心がけましょう。

<食費節約の心得>
1 保存食の買い置き
2 一人の時は家で食事!
3 決められた店で買い物。ポイントをためる

外食に関しては、人と食事をする時だけに限定し、一人で食べる時は「家で食べる」と、心がければ節約につながります。そのためにも保存食は忘れずに買い置きをしておきましょう。

<光熱費〜電気代節約の心得>
1 冷蔵庫の設定を「弱」にする
2 夏はエアコンの設定温度を上げ、扇風機を併用する
3 電気製品のコンセントを抜く
4 炊飯器に残ったご飯は、冷蔵保存にして電子レンジを使う

電気の利用を控えるというより、賢い利用方法に切り替えるだけで節電することができます。特に、待機時消費電力は思ったより大きいもの。テレビや洗濯機のプラグをこまめに抜くだけで年間2570円の節約が可能です。機能的にプラグが抜けないものも、電源スイッチはオフにするだけで1480円の節約につながるとの試算もあります。((財)省エネルギーセンター「平成20年度待機時消費電力調査報告書」をもとに、1kWhあたり22.52円(税込)で試算)。

<光熱費〜水道代節約の心得>
1 流しっ放しにしない
2 洗濯は残り湯を利用する
3 洗濯物はまとめ洗いをする

洗面所の水を1分間流しっ放しにすると12ℓもの水を使用してしまいます。1ℓ=0.1円として、1分間に1.2円を無駄にすることに。シャワーや歯磨き、皿洗いの時は、こまめに水を止めましょう。

また約180ℓ必要と言われる"お風呂の水"。これを洗濯に再利用すれば、単純計算(1ℓ=0.1円)で18円節水することができます。さらに、洗濯機を利用するときは"少量コース"より、"まとめ洗い"の方が、同じ洗濯量でも水が少なくてすみます。

<光熱費〜ガス代節約の心得>
1 調理の際には電子レンジで下ゆでをする
2 給湯器の温度を下げる
3 熱湯は、水からでなく給湯器のお湯から沸かす
4 鍋底の大きなものを使う
5 鍋底の水滴をふき取る

ちょっとしたことではありますが、ガス代の節約につながります。調理の際も、できるだけ電子レンジとの併用を試みましょう。ちなみに電子レンジを下ゆでに利用した場合の電気代は、ガスを利用した場合の25%〜36%程度ですむと言われています。(省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」より)

節約も「がまん」を強いられるものは、ストレスがたまってしまいますが、「浪費していることをやめる」に切り替えれば、長続きできるでしょう。節約は生活習慣を見直すいい機会なのかもしれません。