7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

三陽商会(8011)が今日の注目銘柄!

7月31日に、6月22日に続き、今期2度目の業績上方修正を発表した同社に注目します。

英高級ブランド「バーバリー」のアウトレット店舗などの販売が好調なことに加え、百貨店でも「ポール・スチュアート」など紳士服ブランドが健闘しています。さらに、不採算ブランドを撤退するなどの経費削減効果が功を奏しています。また、夏セール開始時期の先送りの影響で、7月の売上高は前年同月比7%減でしが、定価での販売が増えたため、利益は計画通り確保できたということです。

12年12月期通期連結業績は、売上高は前回予想の1090億円に据え置きましたが、営業利益は従来45億円から50億円(前期比139.9%増)、経常利益は同43億円から49億円(同196.4%増)、当期純利益は同14億円から18億円(前期は11億8100万円の損失)へ、それぞれ上方修正しました。営業利益・経常利益はそれぞれ大幅な増益で、最終黒字転換見通しです。この高い業績変化率は魅力です。1株当たりの年間配当は8円(期末8円)で、10日終値(261円)ベースでみると、年間配当利回りは3.07%の予定です。

また、今年の8月の気温が全国的に平年並み以上になる見通しは同社にとって追い風です。

ところで、同社の株主優待制度は、最低必要株数を1000株として、株主様ご優待セールを行うというものです。基準日は、6月末、12月末となっています。このような優待制度と高配当利回りを兼ね備えている同社株は、中長期保有に適していると考えます。

さらに、10日現在のPBRは0.7倍と、業績の好調さに対し、資産面でかなり割安であるとみています。また、信用倍率も1.19倍と拮抗している点も、需給面の注目ポイントです。

日足チャートをみると、7月31日の出来高をともなって上昇してできた大陽線の高値264円に迫っています。ここを上抜けると、4月27日安値217円を下限、5月10日高値279円を上限としたボックスを、上にブレイクしにいくとみています。また、この上限をブレイクすることができれば、売り方の買戻しも入り、上昇スピードは弾みがつくとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。