ロンドン五輪、バレーボール女子の日本(世界ランク5位)は11日、3位決定戦で韓国(同15位)と対戦。セットカウント3ー0のストレート勝ちで、1984年のロサンゼルス五輪以来28年ぶりとなる銅メダルを獲得した。

 日本は第1セット序盤からサーブで韓国を崩し、リードを奪う。一時は逆転されたが、終盤は迫田さおり、木村沙織のスパイク、韓国のミスでセットポイントを迎えると、最後は迫田が決めて25ー22で先取。

 第2セットはスタートから4連続ポイント。さらに新鍋理沙、迫田のスパイクでリードを広げる。中盤は迫田が躍動し、リードを保って終盤へ。土壇場で3連続ポイントを許しジュースとなったが、迫田のスパイクでセットポイントを奪うと、最後は相手のミスで26ー24。2セットを連取し、メダルに王手をかけた。

 第3セットは序盤で韓国に連続ポイントを許し4ー7とされたが、迫田、木村のスパイクで反撃。中盤は木村がフル稼働し、さらに新鍋も苦しい場面でスパイクを決めるなど、メダルに向かって加速すると、最後はこの日大当たりの迫田が決めて25ー21。見事なストレート勝ちで28年ぶりの銅メダル。終了後は選手全員が歓喜の涙だった。

 真鍋監督の就任以降、韓国には12勝1敗と大きく勝ち越していた日本。5月の五輪最終予選では1ー3で敗れたが、見事に雪辱。江畑に代わって先発起用された迫田は、鬱憤を晴らす強烈なスパイクを連発し、チーム最多の23得点を挙げ勝利に貢献した。

 ブロックポイントこそなかったものの、この日はサーブで相手を崩す日本のバレーを展開。大暴れの迫田、チーム2位の11得点を挙げた新鍋など若い選手が活躍できたことは、今後の大きな収穫となった。(編集担当;藤間涼)