オリンピックのマイナー競技「近代五種」の内容がハードすぎる

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ロンドンオリンピック、人気のスポーツには注目が集まっていますが、一方で知名度が低いためにほとんど注目されていないスポーツもあります。
「近代五種競技」という競技をごぞんじでしょうか? "近代"と言いつつ、なんだか古風な香りのする競技名ですが、実は内容は超過酷。
「キング・オブ・スポーツ」とも呼ばれる、近代五種についてご紹介します。

「近代五種」って何をするスポーツ?

「近代五種競技」は、オリンピックの創始者クーベルタン男爵が考案したと言われる、由緒正しい競技です。一人の選手がフェンシング、水泳、馬術、ランニング、射撃を1日でこなします。

ナポレオン時代にとある騎兵将校が、馬で敵陣に乗り込み、敵を銃や剣で倒し、川を泳いで渡り、丘を越えて走り抜けたという故事が起源なんだとか。

そのためナポレオンにゆかりの深いヨーロッパでは人気がありますが、日本では競技人口わずか100名とも言われる超マイナースポーツです。

20歳の女子が近代五種界の期待の新星!

競技人口が100名ほどということは、ちょっと頑張れば今からでもオリンピック選手になれるかもしれません。そこで、日本近代五種協会に近代五種の選手になるための3つの要素を伺いました。

その要素とは、
1.体力
2.精神力
3.馬術とフェンシングの経験

なかでも馬術とフェンシングは習熟に時間がかかるので、経験値が重要になるのだそうです。

そもそも5種類の全く異なる競技の練習環境を整えることが難しい上に、「軍人のスポーツ」という印象が強く、日本でも自衛隊体育学校出身の選手がほとんど。

そんななか、自衛隊にも入らず大学にも進まず、ロンドンオリンピックを目指して近代五種に打ち込んできた女の子がいます。

20歳という若さにして、全日本の近代五種の女王に君臨する黒須成美選手です。かつて近代五種の選手だった父親とともにハードな練習を続け、オリンピックを目指してきました。


黒須成美オフィシャルブログ

オリンピックに出場するためにはアジア大会での入賞が必須条件ですが、黒須さんは2011年のアジア選手権で見事6位になりロンドンオリンピックの出場を決めました。一般的な注目度は低いのですが、近代五種競技界では大きな期待がかかる選手なのです。

あなたもオリンピック選手になれるチャンス!?

黒須成美選手が出場する近代五種競技(女子)は、8月12日16:00〜(日本時間)行われます。ナポレオンの時代に思いを馳せて観戦してみてはいかがでしょうか。

これで近代五種競技に興味を持ったかたは、競技人口が少ない今がチャンス! 思い切ってオリンピックに挑戦してみるのもありかもしれません。


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(取材)日本近代五種協会
http://www.kingo.or.jp//index.html


Written by フランクひらがな
Photo by michaelanthonymurphy、黒須成美オフィシャルブログ