韓国政府代表団は6日、ニューヨークの国連本部で開催された第10回国連地名標準化会議で日本海を「東海」と表記することの妥当性を訴えた結果、一定の成果が得られたと説明した。複数の韓国メディアが報じた。

 同会議では、韓国側の主張について、フランスが言語の多様性に基盤を置く地名の併記事例を挙げながら併記が望ましいとの見解を発表。また、カタールも当事国らが協議を通じて良い方向に解決することを望むと発言した。

 韓国はフランスとカタールの発言を、韓国側に同調したものと受け止め、「意味ある成果」と表現。韓国のジャン・ドンヒ代表は、当事国である日本、韓国、北朝鮮以外の国が同問題に意見するのは初めてのことだとし、韓国を支持する基盤が拡大していると評価した。

 日本は、同会議では本来、日本海呼称問題を論議する場ではないと指摘し、その上で「日本海」は国際的に確立された呼称であるとの立場を改めて示した。だが韓国は、国内外の地名標準化問題を扱うこの会議こそ、同問題を論議する場だと主張。「東海」併記は国際的にも増えているとし、具体的な資料を示しながら東海呼称の妥当性を説明した。

 北朝鮮は、「日本海」は日本の植民地支配の時に生まれたものだと主張し、日本海呼称の不当性を訴えた。北朝鮮はこれまで「朝鮮東海」を主張してきたが、今回は韓国と完全に足並みをそろえた。(編集担当:新川悠)