7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

三菱商事(8058)が今日の注目銘柄!

米雇用統計が上振れるなど、世界景気への過度な警戒感が弱まったことで、世界景気の敏感株の総合商社最大手の同社に注目します。

8月2日に発表した、12年4─6月期の連結業績は、オーストラリアの鉄鋼原料炭事業における販売価格下落やストライキによる販売数量減などにより、売上高は4兆8046億円(前年同期比0.8%減)、当期純利益は981億円(同15.2%減)でした。

また、通期の当社株主の帰属する当期純利益予想の5000億円は、達成が厳しくなったとの見方があるものの、今回は据え置きされました。たしかに、足元業績は好調とは言い難いのですが、株価はこの決算発表まで調整気味に推移しており、下方修正リスク等もすでに株価に織り込み済みとみています。

1株当たりの年間配当は、70円(中間35円、期末35円)の予定で、6日終値1545円でみると、年間配当利回りは4.5%と、魅力的な水準になっています。

現状のような、欧米等の外部環境に振り回されやすく、相場全体の方向感が明確に出にくい地合いにおいては、配当利回りの高い同社のような銘柄は物色される可能性が高いとみています。

日足チャートをみると、6日終値(1545円)は、5日移動平均線(6日現在、1549円)の攻防中です。しかし、今後、見直し買いで株価が上昇し、5日移動平均線と25日移動平均線(同1581円)とのグールデンクロスは時間の問題とみています。週足でみると、6月8日の週につけた安値1474円と、7月27日につけた安値1492円とで、ダブルボトムを形成する可能性が高いとみています。今後、ネックラインである、7月6日の週につけた高値1689円を上抜けることができれば、ダブルボトムが完成し、その後、株価は2000円台回復を目指すとイメージしています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。