キーラ・ナイトレイがUK版『Harper's Bazaar』誌9月号の表紙を飾った。

今回はエレン・フォン・アンワースが撮影を担当し、キーラはグッチやランバン、シャネル、バレンシアガ、ローレン・スコットといった有名ブランドのファションに身を包んでいる。だが本当のところは、写真嫌いなようで...。

「バカな話に聞こえるかもしれないけど、私は自分の写真を撮られるのが大嫌いなの。だから(ファッションショーなどでは)写真を撮られないように後ろの方に隠れて座っているの。コレクションを見るのは好きなの。だってそれはアート(芸術)だし、これまでに行ったいくつかのショーは本当に素晴らしいものだったから」と、キーラ。

彼女はまた、アカデミー賞候補ともウワサされる新作『アンナ・カレーニナ/Anna Karenina』にも言及。共演者のジュード・ロウについては「(撮影でのメイクとウィッグは)最悪だった。1日の終わりにメイクを落として、ウィッグを取った私はひどい姿をしていたわ。(だけど)彼が同じことをしても、カッコいいのよ。皆もイケメンだとほめていたわ」と称賛していた。


『アンナ・カレーニナ』は、19世紀に活躍したロシアの文豪レフ・トルストイの代表作の1つ。劇中ではキーラが主人公のアンナ・カレーニナを、彼女よりも20歳年上の夫をジュードが演じる。

また、人妻のアンナが恋に落ちる若き将校ヴロンスキーを演じるのは、『キック・アス』『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』のアーロン・ジョンソンだ。キーラいわく、アーロンは自信に満ちあふれていたという。

『つぐない』ジョー・ライト監督と再びタッグを組んだ『アンナ・カレーニナ』劇中映像