(ネタバレ注意)「だから僕は、Hができない。」第5話、炎の中から見える影

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(画像:amazon.co.jpより)
(C)2012 橘ぱん・桂井よしあき/富士見書房/僕H製作委員会

主人公:加賀良介(かが りょうすけ)
Hなことが大好きな高校生

ヒロイン:リサラ・レストール
死神界のお嬢様

第5話「invisible dictionary」

良介は、特訓を行なっていた。それは、広辞苑に記されている単語を覚え、さらには広辞苑を手にとってページをめくり、単語を見つけるその動作全てを習得するというもの。

頭の中に”広辞苑”をイメージし、頭の中で広辞苑を開き、どのページに何が記されているのかを見つける。イメージされた広辞苑の中には、全ての情報が乗っている。

そんな、普通の人間には出来ないような事を可能にするため、特訓の日々に明け暮れていた。

・心、奪われる者
リサラの従兄弟で、リサラを陥れようとした事もあるキュール。
彼女は今、良介に心を奪われつつあった。

頭も良くない、力もない、スポーツが出来るわけでもない。ただのエロ少年。出会った当初はゴミ同然のように見ていたキュールだが、良介の一つ一つの件名な表情に、いつしか心を奪われはじめていたのだ。

特訓を送る良介の姿を、良介の幼なじみである美菜とともに見守っていた。

・特訓の日々
図書室、校庭、登下校の路地、コンビニ。いつでも、どこでも良介は広辞苑をめくる特訓を行い続けていた。

時折、リサラに放課後用事があるからつきあいなさい、と声をかけられるが、良介は特訓の為にリサラの誘いを断り続けていた。

リサラの誘いを断ってまで、続ける特訓。よほど、すごい効果が見込まれるのだろう。

しかし、良介はエロ妄想を増幅させ、エナジーを高める事で、リサラへエナジーを供給する事ができる。広辞苑と、何か関係があるのだろうか。

・八奇衆とは何だったのか。
超人的な力を持つとされる、学園八奇衆。リサラは、一人で八奇衆全員を探し出し、エナジーを計測した。しかし、ことごとくが低数値で、期待はずれだった。

「八奇衆」の言葉に翻弄され、駆けまわり続けた日々は、ここで終止符を打つこととなった。

この学校に特異者がいるはず。しかし、期待を寄せた「八奇集」にはいなかった。

リサラの特異者探し。全ては、振り出しに戻ったのだ。

・理解不能
リサラが疲れはてて良介の家へ戻ると、良介は一人で、何やら本を開く動作とともに、ぶつぶつと独り言を行なっていた。

リサラは、その行動が理解できず、ついには怒り出してしまった。リサラの誘いを全て断って、行なっている事といえば今言った通りのものだ。

それでも、良介の興味はリサラには向かず、ついにリサラは家を飛び出してしまった。

・特訓の成果
深夜。良介が、リサラを追って街を走っていると、触手を生やした異形の化物”刺客”に襲われているリサラと遭遇した。

リサラは、エナジーをろくにチャージしない状態で戦っている為、刺客に苦戦し、ついには触手で捕らえられたようだ。

良介は、この時の為にずっと特訓を行なってきたのだ。
良介を追ってきたキュールも、その様子をじっと見守った。

・無限に増幅するエナジー
今日から、俺を貧弱な坊やとばよばせねぇぜ!

そう言い、良介は両手を前に突き出し、そして本のページを開く動作を行った。

2151ページが開かれる時。
パピルス、束ねられた紙、本。本といえば雑誌、グラビア、魅惑のギリギリ袋とじ。

良介のエナジーは増幅し、リサラにチャージされた。

1886ページが開かれる時。
夏、それは女の子の一番輝く季節。夏の制服、それが雨で濡れた時の透け具合。水着も、浴衣も良い。一夏の思い出。

良介のエナジーはさらに増幅し、リサラにチャージされた。

1293ページが開かれる時。
部屋。女の子の部屋には、自分の知らない女の子の世界で一杯だ。

良介のエナジーはさらに増幅し、リサラにチャージされた。

特訓の成果は確実に現れており、リサラの炎は激しく”刺客”を包んだ。

・炎の中から見える影
炎は立ち込め、”刺客”を焼き尽くしたかのように思えた。しかし、炎の中から現れた影に、良介とリサラは絶句した。”刺客”は、その姿を変える事なく、こちらに向かってきているのだ。

リサラの属性は炎、対して”刺客”の属性は水。正反対であり、”刺客”は炎を受け付けないのだ。リサラには炎以外の属性はなく、良介はエナジーをチャージする事しか出来ない。

触手は2人を襲い、そしてついに2人は捕らえられてしまった。とけるリサラの服、締められる良介の首。もはや、打つ手はないのか…?

【記事:フェイトちゃん】

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