「Danner(ダナー)」を展開するアウトドア・ブーツメーカーのダナージャパンが、7月31日付で事業を停止したことがわかった。東京商工リサーチによると負債総額は約10億5900万円。 ダナージャパンが倒産の画像を拡大

 ダナージャパンは1987年、米国ダナー社のアウトドアシューズを中心とするアウトドア用品の販売を目的に設立。ダナー社から一部出資を得て、「Danner」ブランドのワークブーツやトレッキングシューズ、ビジネスシューズなどを販売。オンリーショップをはじめ、百貨店やスポーツ用品店、シューズ専門店などに販路を広げていた。2011年4月期の売上高は、特注品の受注があったことから前期比15.7%増の約10億9,900万円を計上していたが、低収益を改善できず銀行借入に依存した資金繰りが続いていたという。 また、7月6日にはエービーシー・マートが、「Danner」を手がける米国のブーツメーカーLaCrosse Footwear, Inc.(以下、ラクロス社)を買収して完全子会社化することを発表。これを受けてダナージャパンでは、「今後のダナーブランドの展開についてですが、弊社とラクロス社およびダナー社との間には現在も契約が継続しており、ラクロス社の経営に変更があった際にも契約は継続します。また、弊社のお取引先である株式会社エービーシー・マートとは以前より良好な関係を築いており、今後も日本国内でのダナー商品の流通について友好的な話し合いを続けて行くことで合意しています」と発表していた。 「Danner」は1932年に創業され、世界で初めての防水素材「GORE-TEX」を使用したアウトドアブーツを開発。高い技術力でアウトドアやプロユースとして耐久性の高いブーツを製造している。