8月になり、本格的な夏が到来しました。夏の風物詩の一つといえば、カブトムシとクワガタ。少年時代、大きな角をもつカブトムシと、鋭い大顎のクワガタムシには誰もが熱中したはず。

 しかし、カブトムシとクワガタが魅了するのは子どもだけではありません。なぜなら、彼らの生態は意外にも研究が進んでおらず、詳しいことがわかっていないから。

 例えば、カブトムシとクワガタのどちらが強いか、確信をもって答えられるでしょうか? ミヤマクワガタとノコギリクワガタを対決させたら、どちらが勝つでしょう? はたまた、交尾後にカブトムシはメスを投げ飛ばし、クワガタは覆いかぶさってメスを守るのはなぜ? など、子どもの頃飼っていたはずなのに、不思議が多いのがカブトムシとクワガタなのです。

 そんなカブトムシとクワガタの生態を10年にわたり研究してきたのが京都大学で動物行動学を教える本郷儀人教授。雑木林に篭り続ける研究者で、子どもの頃は知る由もなかった最新の研究結果を発表しています。

 その中の一つを紹介すると、ノコギリクワガタの得意技は、下から潜り込んで相手を大あごで挟み投げ飛ばす「下手投げ」、ミヤマクワガタが好むのが、上から覆いかぶさるように挟み込む「上手投げ」。そんなことを子どもと一緒に観察してまとめれば、立派な自由研究になりそうです。

 都会暮らしで、近くにカブトムシやクワガタがいないという方は、温泉地に出かけてみるのも一案です。

 最近の温泉宿は、カブトムシやクワガタが捕れることを夏場の売りにしているところも多く、お父さん、お母さんものんびりくつろぎながら、子どもの自由研究を手伝うことができます。夏のレジャーをまだ決めていない方は、検討してみてはいかがでしょうか。


【関連リンク】
夏休みの自由研究もできる宿(株式会社ゆこゆこ調べ)
http://www.yukoyuko.net/onsen_news/ranking/selection_120727.html



『カブトムシとクワガタの最新科学 (メディアファクトリー新書)』
 著者:本郷儀人
 出版社:メディアファクトリー
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