7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

テラ(2191)が今日の注目銘柄!

政府は31日午前、2020年までの成長戦略を盛った日本再生戦略を閣議決定しました。医療・介護、環境・エネルギー、農林水産業の3分野に優先的に取り組み、 来年度の予算編成から関連事業に重点的に配分します。そこで、医療分野の小型成長株として、バイオベンチャーの同社に注目します。

同社は、樹状細胞ワクチン療法等を中心としたがん免疫療法の研究開発、全国の医療機関に対する営業開拓や学術活動、大学医療機関に対する細胞加工施設の運 営受託・保守管理サービスなどを行っています。

ちなみに、樹状細胞ワクチン療法とは、本来、血液中に数少ない樹状細胞を体外 で大量に培養し、患者のがん組織や人工的に作製したがんの目印である物質(がん抗原)の特徴を認識させて体内に戻すことで、樹状細胞からリンパ球にがんの 特徴を伝達し、そのリンパ球にがん細胞のみを狙って攻撃させる新しいがん免疫療法をいいます。

同社の「アイマックスがん治療」とは、最新世代の免疫療法である樹状細胞ワク チン療法を中心として、これに化学療法(メトロノーム化学療法)および放射線 療法(低侵襲放射線療法)等を組み合わせることで、患者の免疫機能を最適化・最大化させて効率よくがんを攻撃することを目指す、同社独自の最先端がん治療技術・ノウハウです。

なお、バイオベンチャーながら、黒字見通しである点も強調材料です。実際、7月30日に12年12月期通期連結業績を上方修正しました。売上高は前回2月発表時 の15.13億円を据え置きましたが、営業利益は前回の0.70億円から1.07億円へ、経常利益は同0.57億円から0.96億円へ、当期純利益は同0.24億円から0.29億円へ、それぞれ引き上げました。

利益面については、中期成長戦略を実現するために第3四半期及び第4四半期に おいて研究開発費等の先行的な費用を見込んでいるものの、通期では販売費及び 一般管理費等が減少することが寄与するそうです。

日足チャートをみると、7月31日終値361円は、25日移動平均線(31日現在、 346円)を上抜きました。5日移動平均線(同、336円)は上向き、且つ、早晩、一目均衡表の雲上限(同、381円)も上抜く可能性が高いとみています。目先は、週足ベースの9月30日の週と10月7日の週に空けた窓(370円‐417円)を埋めに いく展開を想定しています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。