あれ、なんか一本だけ上向きに生えてる?

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先日何気なく、伸びたヒゲの処理をしていたところ、鼻のすぐ下くらいに、上向きに伸びているヒゲを発見した。

ブログなんかで、たまに、ヒゲが上を向いている猫を紹介している人などがいるが、まさか自分にも同じ上向きのヒゲがあるとは知らなかったので、軽い衝撃を受けた。

重力に魂を縛られたオールドタイプである我々のヒゲは、なぜその束縛を超えて上に伸びることが出来るのだろうか?

東京都港区にある、とある美容皮膚科に問い合わせてみたところ、「原因としてはいくつか考えられますが、もっとも可能性が高いのは、頭髪のくせ毛と同じように、遺伝的にくせ毛であるということかと思います」とのこと。ただし、筆者の場合、他のヒゲはちゃんとまっすぐ生えており、ごく一部の選ばれしヒゲのみが上向きであるため、くせ毛の可能性は低そうである。

それ以外の可能性としては、「毛穴の皮脂の詰まりによって発毛方向が変化してしまう場合、あるいは、毛根自体がゆがんでいる場合もあります」とのこと。確かに鼻の下はよく汗をかくため、皮脂の詰まりがよく起こりそうな気もする。詳細な原因はきちんと調べてみないと分からなさそうだが、「一部のヒゲが違う方向に生えてくるのは、それほど珍しい現象ではありません」とのことで、筆者以外にも同じようなヒゲを持つ人はいるものと思われる。

他のヒゲがおとなしく下向きに生えている中、上向きに生えている一本のヒゲは、現代日本社会でアイデンティティーを求めさすらう若手サラリーマンのような存在感を示しており、その上昇志向には敬意を表さざるを得ないのだが、なにせ周りと統一感が全くないので、正直目ざわりである。こいつだけ、脱毛する方法はあるのだろうか?

これについては、「ヒゲの脱毛には何種類かの方法がありますが、特定のヒゲを限定して脱毛をしたい場合、電気脱毛が最も適しているかと思います」とのこと。

電気脱毛とは、小さな針を毛穴に挿入し、毛根部に弱い電気を流して、組織を破壊するというもの。施術は毛穴ごとに行い、かつ、ヒゲを剃っていなくても施術が可能であるので、上向きのヒゲだけを脱毛したいときには適しているのだそうだ。

別の一般的な脱毛方法に、レーザー脱毛があるが、これは、黒色にのみ吸収されるレーザーを皮膚に当てて、毛根部を焼くというものであり、「ヒゲを剃らずに施術を行うと、皮膚がやけどするため、危険です。しかし、ヒゲを剃ると、どれが上向きのヒゲかが特定できないため、特定のヒゲだけを脱毛する場合には向いていません」なのだそうだ。

電気脱毛のデメリットとしては、「痛い」らしい。わたくし、痛いの苦手なので、対策はまた今度にします。
(エクソシスト太郎)