ニコニコ生放送やUstreamを利用して、生中継・視聴を体験したことがあるネットユーザーも多いだろう。日本でも時折これらの利用モラルが取り沙汰されることがあるのだが、韓国では日本よりもさらに深刻な問題が起きているようだ。同国で有名なネット配信サービス「アフリカTV」では、常識を逸脱したユーザーが問題視されており、ヨーグルト45個を一度に食べて嘔吐する者やラーメンで洗顔する者など、韓国ネットユーザーも驚くような奇行を配信するユーザーが存在するという。

アフリカTVはもともとゲーム動画の配信サイトだった。2010年に女子フィギュアスケートのキム・ヨナ選手の中継を行ったことをきっかけに、さまざまなチャンネルを設けるようになったそうだ。現在では、多数の一般ユーザーが生中継を行っているのだが、配信者のモラルのあり方が問われている。

もっとも問題視されているのが、人気配信者の素行だ。生中継で得た人気を逆手にとって、女性視聴者にセクハラを行ったり、ひどい場合には未成年への性行為を強要するケースもあるという。

次に問題となっているのがスポンサーシステムだ。アフリカTVでは視聴者が配信者にポイントをプレゼントできる。人気の高い配信者ほど視聴者からたくさんポイントを受けることができる。そのうえポイントは換金できるため、配信者はこぞって過激な内容を放送しようと躍起になってしまうのだ。2010年にもっとも稼いだユーザーは月収にして900万ウォン(約61万円)を得ていたというから、バカにならない額である。

とある配信者はヨーグルトの大食いに挑戦し、視聴者の煽りに乗って一度に45個も食べた。無理をして食べたために嘔吐したのだが、それを隠すことなく放送していたのである。他のユーザーはどういう理由かよくわからないのだが、ラーメンで洗顔していたそうだ。そのほかにも、暴力的な内容を配信するユーザーもいるのだとか。

このほかにもアダルトチャンネル「セクシーアフリカTV」で、過剰な露出を行う配信者がいるとのことだ。本来であれば、韓国政府もしくは運営会社できちんとしたガイドラインを設けて、サービス運営が行われていなければならないはずなのだが、ほぼ放置のような状態にあるという。

不特定多数が見るものであれば、ある程度の良識と秩序が必要なのではないだろうか。今後改善されるかどうか、気になるところである。

参照元:heraldm.com(韓国語)


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