7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

アタカ大機(1978)が今日の注目銘柄!

27日、東証が、信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50% 以上(うち現金20%以上)とする「増担保規制」を解除しました。これを受け、27日に窓を空けて、力強く上昇した同社に注目します。

同社は、水・大気・固体(廃棄物)・土壌等の幅広い分野で環境問題に取り組んでいますが、7月4日に溶融飛灰からの放射性セシウムの分離除去技術を開発したことを発表しました。福島原発事故後、焼却灰から国の埋立基準を超える高濃度の放射性セシウムが検出され、関東地方を中心に各地でその保管場所が逼迫し問題になっています。

そこで、同社は、最終処分場に持ち込まれる前段階で焼却灰から放射性セシウムを除去することが必要と考え、特に高温で処理されるために高濃度に濃縮された放射性セシウムが検出される溶融飛灰に着目し、今回の技術開発に至りました。

この技術は焼却灰や飛灰にも容易に展開できる技術であるため、今後長期にわたり放射性セシウムを含むがれき、草木類、農畜産物の焼却処分により発生する焼却灰や飛灰の除染・減容化に役立つものであると、会社側は確信しています。

なお、13年3月期通期連結業績予想は、売上高は403億円(前年同期比0.6%減)、営業利益は10.3億円(同18.4%増)、経常利益は9億円(同3.7%減)、当期純利益は5億円(同38.2%減)の見通しです。環境装置においては特に国内では上下水分野での巻き返し、海外ではし尿処理技術の中国市場開拓を推進するとともに、産業装置においてはアフターサービス事業強化による受注・収益の拡大に取り組むようです。

チャート的には25日移動平均線(27日現在、347円)をサポートにした上昇トレンドの発生を想定しています。26日までの株価調整で、7月6日に510円まで急騰した際のテクニカル上の過熱感は解消したと考えます。まずは、510円との「ダブル・トップ」形成を目指す展開を期待します。その際のネックラインは7月24日と26日の351円になります。なお、この351円が2点底になっている点も強調材料です。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。