日本時間29日、競泳男子400m個人メドレーで高校生・萩野公介が銅メダルを獲得した。

テレビ朝日の五輪特設スタジオを訪れた荻野。五輪キャスターを務める松岡修造氏から「なんでいきなり出てきた?」と訊かれるや、「なんでですかね。若いからですかね?」と苦笑い。

今回の結果について「すごい不思議な感じ。夢のオリンピックの舞台に出ることができて、しかもメダルを獲ることができるなんて、限られた人にしかできないこと。幸せです」と話す。

すると、松岡氏は「ちょっとまって下さい。何歳ですか?(17歳と聞くや)なんでそんなに落ち着いているんですか?」とツッコミを入れつつ、「これはハッキリ言います、金メダルに等しい。だって、水泳の初日ですよ。個人メドレーですよ」と大興奮。

それでも、落ち着きを見せる荻野は「スタートが遅くて、周りがスタートのうまい選手だったので、余計に遅く見えちゃいました。得意の背泳ぎを生かすしかないと思って。300mターンしたときに(フェルプスが)見えて、これは行くしかないと」、「最後は見えてなかったので、キックを一生懸命打って、最後いけるところまでいこうと頑張って泳ぎました。(メダルの意識は)なかったです。フェルプスがもっと前に行ってるもんだと思っていたので、ビックリしました」と冷静に振り返る。

メダル獲得を決めた瞬間は、「電光掲示板見て、3番っていう数字見て日本チームの応援して下さった皆さんのほう見て、喜んで下さっていたので“あっメダル獲ったんだな”って思って」と語る荻野。今回の五輪には、教科書なども持参しているようで、松岡氏からこの点を訊かれると「学生だからですか?」と話し、スタジオを爆笑させた。

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