米タイム誌(電子版)は27日、ロンドン五輪特集コーナーに「史上最悪の開幕式」ランキングを掲載し、1988年に開催されたソウル五輪を1位に挙げた。複数の韓国メディアが報じた。

 記事を報じたグレン・リービー記者は、ソウル五輪について「開幕式は始まりから不幸だった」とし、「鳩を競技場に放つことは良いアイデアだったかもしれないが、実際には背筋が凍るような出来事が起きた」「聖火台に火を灯した瞬間、全世界が見ている前で鳩が焼けてしまった」と説明した。

 同コーナーでは当時の映像も紹介。映像には、開会式で放たれた鳩が聖火台の端に数羽留まり、聖火が灯された瞬間に焼けていく姿が映っていた。

 一方、最悪な開会式の2位は2010年に開催されたバンクーバー冬季五輪、3位は米国ワールドカップ、4位は91年の英国シェフィールド夏季ユニバーシアードとなった。(編集担当:新川悠)