テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より

こんにちは。そして始めまして。お笑い芸人のザ・ギース尾関と申します。突然ですが僕はとってもお金がありません。どれくらいお金がないかというと、2歳になる僕の子供が自転車がほしいと言ってきたのに買ってあげられないので、夜な夜なアパートの他人の子の自転車にそっと子供を乗せている(鍵はついたままの動かない状態の自転車)ほどです。夜な夜な他人の子の自転車に子供を乗せている大きな男がいたらそれはもう、そういう妖怪といって過言ではありません。さらにそんな夜な夜な他人の自転車に子供を乗せている場面を目撃されてしまい、「人の家の自転車に勝手に子供を乗せている方がいるようです。やめて下さい」という回覧板が回ってきてそれを見た僕の奥さんが深い深いため息をつく、という地獄のような生活を送っています。まあそんなお金も恥もない僕ですから他人からお金を借りることは至極当然ともいえます。
 
しかしお金は借りたら返さなくてはなりません。それは当り前のことです。いくら夜な夜な自転車に子供を乗せる妖怪の僕でもそれは十分わかっています。
 
僕が好んで借りるお金の額に一万円というものがあります。この一万円を返す際いつも考えてしまうのですが、もし友人が回収に来る時に自分に衝撃的な事態が起こっていれば、ことによると友人はお金を返してもらうことを忘れてしまうのではないか。そして、もし忘れてしまうとするならその衝撃的な事態とはどれくらいの物なのだろうかと。

そこで今日は「一万円を返してもらいに来た友人がお金を返してもらうことを忘れてしまう程の衝撃」について考えてみようと思います。(友人はかなり一万円を返してほしい状態)



実は年齢を偽っており10個ほど年上である事が分かった場合

年齢を詐称していたことが、ふとしたはずみで落ちた自分の免許証からばれてしまう。友人は驚きどうして?!と一しきり質問してくるが、時間と共に10個上ってことは感覚的にこんな感じかと、その事実はその事実として受け入れる。そして現実に戻る。


一万円請求される

残念ながら年齢が10歳上くらいでは一万円の事は忘れないでしょう。実は年が上とか下であったとかあまり大事な問題ではないのですね。





すっぽんが指にかみついて離れない状態になっている場合

お金を返してもらいに来た友人が家を訪ねるとそこには指先にすっぽんがかみついて離れない自分の姿が。どうひっぱっても、ぐいぐい色んな所を押しても離れないすっぽん。とても痛そうだしほんとに離れない。その状況を冷静に見て、とりあえず病院に行ったほうがいいと送り出す。感覚的にお金のことはまたにしようという判断になる。


一万円請求されない

体を傷つける方法は基本的にルール違反ですが、すっぽんにかまれているという特殊な状況であればギリギリセーフ。物理的にもすっぽんが邪魔で財布からお金を出せないというのもよい。あとはすっぽんが本当に離れないかどうかが問題。家を出る直前で離れてしまったら完全に一万円を返す流れになってしまう。




スプーン曲げが急に出来る事が分かった場合

お金を返してもらいに来た友人に、実は昨日の夜に気付いたのだがスプーンを曲げることができるようだ。そのことで今自分はどうしていいのかパニックになっていると告げる。そして実際スプーン曲げをしてみせる。種も仕掛けもない奇妙に曲がるスプーン。驚く友人。今は気が動転してるかもしれないが、一旦しばらく様子を見るべきだと助言をしてくる友人。動揺しながらもそれを受け入れる自分。少し落ち着く自分。


一万円請求される

スプーン曲げを見せられるという衝撃は一瞬は一万円を忘れさせますが長続きしないのが難点かも。友人の身内に清田少年の親戚などいた場合には、だいぶ序盤で一万円を請求されてしまうでしょう。超能力であれば念力でテレビを破壊するくらいのもう少し激しい衝撃が必要かも。




人面瘡(じんめんそう)が出来た場合

お金を返してもらいに来た友人に、助けてほしい、実は膝に人面瘡ができたのだと告げる。友人が耳を澄ますとズボンから誰かの声が聞こえる。ズボンをめくるとそこには人の顔がしかも何やらしゃべっている。


一万円請求されない

あまりにも恐怖過ぎる状態なので一万円のことは完全に忘れてしまうでしょう。仮に人面瘡が一万円返そうかとしゃべっていてもとてもじゃないですが耳を貸すことはできません。




こち亀の日暮巡査のように部屋がジャングルのようになっていて食虫植物に飲み込まれかけている場合


一万円請求されない





部屋に入ると部屋自体が大きく変形し、素数の番号が書いてある出口を進み続けないと外に出れない場合


一万円請求されない




最後のほうは良く分からなくなってしまいましたが、こうして見ると一万円を忘れる衝撃というのはハードルが高いものです。今後も様々な衝撃を調べ、お金を返さなくてよいより良い生活を提案していこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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この記事の元ブログ: 一万円を借りた事実を忘れさせる衝撃