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テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より

先輩男性が後輩の女性社員にちょっと高めのランチをご馳走する、というカード会社のCMが引っかかる。先輩社員がゴールドカードで会計するのを見た女性社員が先輩のことを見直す、という設定で最後に「ゴールド先輩!」とか声をかけている。ゴールドカードを持っていたらもてますよ、というアピールなのか。

「生まれた所や皮膚や目の色で
 いったいこの僕の何が分かるというのだろう」

という歌があるが、是非そこに「カードの色」も加えて欲しい。


まぁ、あれはCMの中のお話なのであまりムキになることもないのだが、最近、部下の女子社員の相談に乗っている上司の男性、という組み合わせを飲み屋で良く見かける。その様子を観察していると、女性の気持ちと男性の気持ちが大きくズレているパターンが多い。女性は仕事上の悩み事の解決策を求めているのだが、男性の方は女性の悩みにはあまり興味がないように見受けられるのだ。相談に乗った後に何か「いい事」があるかもしれない。きっと、そんな期待の方が大きいのだろう。

先日隣り合わせた相談男女の男性側の当日の気持ちを想像で数値化してみた。



飲み会当日の時間経過をx軸、悩み事に関する関心をy軸とすると、男性の飲み会スタートまでの気持ちはこのようになる。開始時間が迫るにつれ、どんどん女性の悩み事から関心がなくなっているのが分かる。関心度が減少するきっかけとして、グラフ上にマークされた、A、Bという2つのキッカケが考えれる。

開始4時間前のA地点で、男性は店を予約している。相談に乗るにあたってゆっくり話を聞いてあげられる場所を、と「渋谷 半個室」で検索をかけて感じの良さそうな店をゲット。いきなり個室を予約すると警戒されてしまうので半個室である。「いきなり個室だと警戒される」などと考えているうちに、頭の中に「いい事」への期待が生まれ始めるのだ。

開始2時間前、B地点では会社の近所のコンビニで3万円降ろしている。予約したお店は2人で1万円もあれば充分だが、多めに降ろしたのはもちろん「いい事」への期待と備えである。

一方、女性側は悩み事を聞いてもらえるというモチベーションで飲み会にむかうので、気持ちはこのように推移している。



このように、飲み会スタート時点で男性と女性とではこれだけの開きが出てしまうのだ。はたから見ていても、2人の気持ちがかみ合っていないのは当然だろう。

y軸を「いい事への期待値」に変えるとこうなる。



当然、女性は「いい事」への期待など一切ないので、女性の気持ちはグラフ上に現れない。

それぞれ、このようなマインドで飲み会が始まる訳だが、スタートと同時に男性の「いい事への期待度」が急激に減少していく。



最初の30分、A地点で女性が本気で仕事の相談をしてきたことに気づくのだ。「いい事」に繋がる雰囲気が一切感じられない。

このままではいけない、男性はもう一度気持ちを持ち直して、1時間経過したB地点あたりから酒量を増やす作戦に入る。

お酒を沢山頼む→2人とも酔っぱらう→仕事の話は忘れる→いい事。

酒量の増加に伴い、男性側は自分の話を始めてしまう。これまでの仕事の自慢とか、ちょっとした恋愛話や、昔はちょっと悪かった話や、犬や猫が好きな話などである。ここで女性は聞き役に回ってしまい、本来の目的が達成出来ないことを察する。先日の男性はこのタイミングで大きなソーセージを注文していた。大きなソーセージから象徴的なメッセージを送る作戦だと思う。しかし、しらふの後輩女性はテキパキとソーセージを食べやすいサイズに切り刻み、男性からのメッセージを遮断していた。

そして、2時間経過したC地点に至る頃、気づけば男性だけが沢山飲んでしまい、結果「いい事への期待値」はほとんどなくなり、ただただ酔っぱらっている自分、と向き合うことになる。


男性の「いい事」への期待値がこのような曲線を描いている一方で、女性側の気持ちをy軸「帰りたい気持ち」で表すと、



飲み会の開始から「帰りたい気持ち」が一直線で上昇しているのが分かる。そもそも、この飲み会に向かうお互いの気持ちが大きくかけ離れているので、当然の結果であろう。

ちなみにy軸の「帰りたい気持ち」は、そのまま「彼氏に会いたい気持ち」と置き換えることも出来る。


以上はあくまでも僕の妄想だ。

僕には相談を持ちかけてくるような女性の後輩がいないので、そういう状況を見ると羨ましさからこのような妄想をしているだけかもしれない。ゴールド先輩のCMも、きっと同じ理由で引っかかっているのだと思います。

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この記事の元ブログ: 相談における男性曲線と女性直線