ブラックハウスの常設リングから、マット・スペースで行われているプロ練習に目をやりストレッチをするリョート・マチダ

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8月4日(土・現地時間)、LAのステイプルセンターで行われるUFC FOX 04「Shogun vs Vera」。セミのライトヘビー級戦には"ドラゴン"リョート・マチダが出場し、ライアン・ベイダーと対戦する。

昨年12月の世界戦以来、8カ月ぶりのファイトを控え、LAのブラックハウスでトレーニング中のリョート。王座奪取には失敗したが、卓越した間合いのコントールを披露し、王者をたじろかせた。ベイダーは強烈なパンチとテイクダウンが武器のD-1オールアメリカン。2月にはランペイジ・ジャクソンを下している。ライトヘビー級トップコンテンダー対決を前にリョートの想いを尋ねた。

――8月4日、LAのステイプルセンターでライアン・ベイダー戦を控えたリョート・マチダ選手です。現在の体調はいかがですか。

「体調は良いよ。少し風邪をひいているけど、問題ない。ベイダー戦に向けて、LAで3カ月間のキャンプを張ってきた。この試合は僕のキャリアのなかでも、最も大切な試合になるだろう。だから、こっちで多くのレスラー、体重の合う選手とトレーニングを積んできたんだ。試合まで2週間、素晴らしい試合にしたいね」

――ライアン・ベイダー選手について、どのような印象を持っていますか。

「運動能力が高い。そして、爆発力があってフィジカルが強いね。でも、ワン・ディメンショナルなファイターだ。ベイダーがテイクダウンからグラウンドで抑え込んでくるのは分かっている。

でも、その狙いを封じるために練習してきた。僕は打撃を使って戦いたい。そのために、如何にスタンド戦をキープできるか。そのためにハードなトレーニングを行ってきたんだ。その一方で、どんな状況になっても戦える準備も整えているよ。ライアン・ベイダーは右のパンチが強い。でも、それだけだ。特別なテクニックを持っているわけじゃない」

――ベイダーは日本でランペイジ・ジャクソンに勝っています。

「ランペイジは偉大なファイターだ。でも、あの試合ではどこまでファイトにフォーカスできていたか疑問が残る。体重も大幅にオーバーしていたし。

僕とランペイジは全く違うファイターだから、ベイダーはあんな風には戦えないよ。ジムのみんなにも本当に助けてもらっている。家族も父も本当に、よくサポートしてくれている。ライアン・ベイダーのことは認めているけど、彼がどう動くかは気にしていないんだ。自分がどれだけできるかに集中している。自信はあるよ」

――立ち技で戦うということは、ベイダーのテイクダウンを耐えることができるということですね。

「その通りだよ。いつものようにベストを尽くして戦う。そして、自分の技を使うために距離をコントロールしたいと思う」

――闘牛士×闘牛の戦いになりそうですか?

「それはライアン・ベイダー次第だ。強引にラッシュを仕掛けてくることがあれば、ずっと待って戦うこともある。だから、彼が何をしてくるかではなく、自分がどう戦うかが大切になってくるんだ。自分がどう戦うか、そこにかかってくる」

――ジョン・ジョーンズ戦では敗北を喫しましたが、途中まで距離をコントロールし、彼を動揺させていました。

「ジョン・ジョーンズ戦前も本当にハードなトレーニングをしていたんだ。1Rは取ったし、2Rも途中まで優勢だった。でも、一発のパンチとエルボーで試合は終わってしまった。でも、それがファイトってもの。また彼と戦いたいと思う」

――あの試合から、何を学ぶことができましたか。

「ジョン・ジョーンズ戦では僕だけでなく、チームが色々なことを学べた。ジョーンズのリーチは長い。そして、対戦相手を惑わせることが上手い。でも、僕は彼の動きで混乱することはなかった。

フットワークを多用し、そのフットワークで彼のリーチの長さを殺すことができると思っていた。でも、そうなると彼はテイクダウンを狙ってきた。僕は倒されたけど、それもゲームの一部だよ」
全対戦カードはコチラ

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