女子野球日本代表・最終メンバー20名決定!
7月21〜22日にかけて、松山・坊っちゃんスタジアムで、
女子野球日本代表合宿が行われた。
これまでの代表候補24名から、最終20名に絞る大切な合宿。
選手たちは、それぞれ万全の体調、気合い充実で臨んでいた。
そして、昨日、代表20名が発表された。
注目されていたプロ選手5名は、全員代表入り。
※代表入りしたプロ5選手たち。左から、田中幸夏(兵庫)、小西美加(大阪)、中村茜(兵庫)、三浦伊織(京都)、川端友紀(京都)
以下、日本女子野球協会ブログ、『情熱女子野球』からの引用。
【投手】
新宮 有依(平成国際大学 女子硬式野球部)
中島 梨紗(侍)
吉井 萌美(平成国際大学 女子硬式野球部)
磯崎由加里(尚美学園大学 女子硬式野球部)
里 綾実(福知山成美高校 女子硬式野球部コーチ)
小西 美加(大阪ブレイビーハニーズ)
【捕手】
西 朝美(アサヒトラスト)
【内野手】
中野 菜摘(尚美学園大学)
新井 純子(尚美学園大学 女子硬式野球部)
出口 彩香(尚美学園大学 女子硬式野球部)
川端 友紀(京都アストドリームズ)
田中 幸夏(兵庫スイングスマイリーズ)
六角 彩子(侍)
大山 唯(尚美学園大学 女子硬式野球部)
金 由起子(ホーネッツ・レディース)
【外野手】
三浦 伊織(京都アストドリームズ)
志村亜貴子(アサヒトラスト)
中村 茜(兵庫スイングスマイリーズ)
直井 友紀(侍)
萱野 未久(シリウス)
これだけを見ると、捕手が1名しかいないように見えるけれど、
女子の場合は、複数守れる「マルチポジション」が趨勢。
内野手として選出された田中選手、
外野手選出の中村、直井、両選手は捕手も兼任できる。
こうしてみると、
【捕手】西、(田中)、(中村)、(直井)
【一塁手】金、大山
【二塁手】中野、田中
【三塁手】六角、新井、(小西)
【外野手】三浦、志村、中村、直井、萱野、(新宮)
※()は発表された選出とは異なる選手
各ポジション2名以上を満遍なく配し、
それぞれの選手がレギュラーを張れる人材が並ぶ。
さて、注目の投手は全6名。
前回大会でローテの軸となった、磯崎、新宮、里。
この3投手は、今大会でも重要な試合を任されるだろう。
その後には、代表経験豊富な投手キャプテン・中島、
プロの大エース・小西と、頼れるベテランが控える。
両投手は先発はもちろん、ロングリリーフもでき、
監督にとっては、実に使い勝手のいい選手だ。
注目は、唯一のサウスポーで初選出の吉井だ。
はたして先発を任されるのか、ショートリリーフなのか?
気になる日程は、
8月
10日・ベネズエラ戦
11日・オランダ戦
12日・アメリカ戦
13日・キューバ戦
14日・チャイニーズ・タイペイ戦
15日・雨天予備日
16日・オーストラリア戦
17日・カナダ戦
注目は、アメリカ、オーストラリア、カナダ戦。
この3戦にどの投手を持ってくるのか?
新谷博監督(元西武など)の構想に注目したい。
これから、大会本番まで、随時レポートします!
旅をして、人に話を聞き、そして書く。ライター長谷川晶一の、そんな日常です。