1位は秋田県大仙市の、全国花火競技大会「大曲の花火」が受賞した。

長い伝統を持つ同大会は今年で86回を迎える(8月25日開催)。

毎年70〜80万人の観光客を国内外より動員している、世界一の花火大会だという。

3部門総合のたからいちグランプリは、物販部門1位の「新松本・安曇野宝かるた」が受賞した。

たからいちグランプリを受賞した「新松本・安曇野宝かるた」を出展した、松本青年会議所の大蔵俊介氏に話をうかがった。

「もともと制作したのは3年前ですが、それより30年前のちょうど僕らが子どもの頃に、父親たちの世代が『松本かるた』というものを作っていまして、それに親しんでいました。

3年前に平成の大合併の時期に、松本を含め安曇野も合併によって広がりましたので、せっかくだから範囲を広げた中で”宝”というものを見直してみようというきっかけで始まりました」。

制作の過程で「まつもと広域圏の宝千人アンケート」を実施し、将来にわたりこの地域で大切にしたい地域資産の抽出を行ったという。

そこで抽出された地域資産を題材にした句を一般公募し、集まった400を超える句の中から46句を選出。

絵札は信州で活躍する切り絵作家・柳沢京子氏が一枚一枚を生き生きとした作品に仕上げた。

また、かるたの裏面は地域マップのパズルとして遊べるようにし、地域の宝の場所を覚えることもできる。

今年で3年目を迎える”地域活性たからいち”は、ブランド化を進め、さらに出展を増やしていくことで地域の活性化と発展を目指している。

次回は今年の10月に北九州での開催が予定されている。



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