朝型の生活を送るための方法

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 早起きは三文の徳とは言うものの、すっかり夜型になってしまって早起きすることができないという人は多いだろう。そんな夜型人間の中にも「朝型人間になれるものならなりたい」と思っている人もいるはず。しかし、夜遅くまで起きてしまう習慣は、なかなか直らないものだ。

 『明日から「朝型人間」になる!』(美波紀子/著、ソフトバンククリエイティブ/刊)は、シンプルな早起きの方法を紹介する一冊。典型的夜型人間だった著者の美波氏自身が、早起きがきっかけで舞い降りた数々の幸運の事例も紹介している。

 目覚まし時計をいくつもセットしてやっと起きる人、スマートフォンや携帯電話のアラームで起きる人、たいてい何かしらの目覚まし時計を使って起きているはず。しかし、目覚まし時計を止めて、二度寝してしまう人もいるだろう。この目覚まし時計なしで起きることができる方法があるという。
 それには2つの大切な要素がある。
 1つは「社会的な要素」。社会的な要素とは、それをしないと社会での自分の立場が危うくなる約束事だ。2つ目は「体内時計」。体内時計は光によって時刻合わせをしている。私たちの体内時計は朝、太陽の光を浴びることで時刻を合わせているのだ。
 体内時計は、一般的には多くの人がおよそ1日25時間周期とされている。それが朝、太陽の光の刺激を受けることで、毎朝24時間周期にリセットされる。
 体内時計は日が暮れて夜になると、睡眠モードに入って、私たちに「眠りなさい」と命令を出す。眠ってから6、7時間が経って明け方になると、体内時計も明け方になる。すると、起床モードになり、私たちに「起きなさい」と告げてくれるのだ。しかし、夜遅くまで電気の明かりをつけ、パソコンで作業をしたり、テレビを見ていると、体内時計は狂ってしまう。
 そこで美波氏は、以下のことをして生活を改めたという。

・眠る2時間前には、パソコンの電源を落とす。
・携帯電話やスマートフォンのメールへの対応は、緊急以外、翌朝にまわす。
・部屋の蛍光灯を一部だけつけるが、電球色のスタンドやダウンライトをつけて部屋全体を明るくしない。
・枕元のスタンドは、白色ではなく電球色のものに替える。
・ベッドで本を読まない。

 これらを実行しただけで、寝付きはよくなったという。

 夜の習慣を改めるというのは、なかなか難しいことかもしれない。しかし、眠る2時間前にパソコンの電源を落とすなどやるべきことは簡単だ。寝る前の習慣を改善して朝型人間になれば、三文の徳がきっとあるだろう。
(新刊JP編集部)