体内の有害物質をいつもの食事でデトックスするには?


日常生活で触れる空気、水、食物から、いつのまにかたまってしまった有害物質を、体内から排出する「デトックス」。特別なことをしなくても、普段の食事でデトックスすることができるんです。





車の排ガスやタイヤの粉じんから、カドミウムや鉛が排出されたり、汚染された魚や歯の詰め物、破損した蛍光灯には水銀が含まれていたり、殺虫剤やタバコの煙、アルミ缶、制汗剤からはアルミニウムなど、現代社会の暮らしでは、普通に生活するだけでも、少しずつ体内に有害物質がたまってしまいます。



これらの有害物質は、体内に入ると体に必要な必須ミネラルの働きを妨げるだけでなく、血行を滞らせてしまうことも。



そこで、たまった毒素を身体の外に出す、デトックス(解毒)が必要なんです。

有害物質の排出は便から75%、尿から20%と言われていて、つまりデトックスするには食べる物が重要といえます。



ポイントは以下の3つ。

(1)有害物質を吸着して毒性を殺す

(2)有害物質を排せつする

(3)体自体の解毒機能をアップするする



有害物質を吸着して毒性を殺すのは、ケルセチン、グルタチオン、亜鉛、セレニウムといった成分。

ケルセチンは玉ネギ、ブロッコリー、パセリ、リンゴなどに含まれています。

グルタチオンというペプチドはホウレン草やトマト、アボガド、玉ネギに。亜鉛はカキや豚レバーに。

セレニウムはイワシなどの青魚やネギが多く含んでいます。



また、有毒物質の排出を助けてくれるのは、なんといっても水。

特にサルフェートやバナジウムを多く含む水は、体にたまった老廃物や添加物を洗い流すのにはとても有効です。

絶対欠かせない食物繊維は、ペクチンやレンコンやリンゴに、イヌリンはゴボウに、セルロースは穀類や豆類に含まれています。

それから、葉緑素も頼もしいデトックス成分です。含有量が多いのは、小松菜やホウレン草、青ジソです。



さらに、体自身のデトックス機能を高める方法は、肝臓の機能を高めることです。

タウリン、アルギン酸、硫化アリル、グルタチオン、クルクミン、セサミン、クエン酸などが、デトックス効果を助けてくれるでしょう。



タウリンは貝類やイカ、タコに。アルギン酸は昆布やワカメに。硫化アリルは玉ネギやネギ、ニンニク、ニラに。グルタチオンはアボカド、キャベツ、スイカ。クルクミンはウコンに。セサミンはゴマに。クエン酸は梅干しやミカンなどが、特に多く含んでいます。



食べ物以外のデトックス方法としては、医師のもとで行うキレーション療法があります。

キレーション療法とは、キレート剤を点滴で導入し、体内の有害物質をキレート剤と結合させて体外に排出する方法です。

気になる方は、扱いのあるクリニックで相談してみるといいでしょう。



(ビューティ&ダイエット編集部)