【社会】「アニメ女子おうちカフェ部♪」放送内容変更と酒税法との関係!

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●残念ながら

(画像:「AT-X」公式Webサイトより)
©AT-X

CS放送の「AT-X」で放映されている「アニメ女子おうちカフェ部♪」において下記の件がリリースされている。

 6/24(日)22:30-23:00および6/30(土)25:30-26:00に放送した「アニメ女子おうちカフェ部♪」#2内において、次回からのゲストに提供する目的で梅酒を作るコーナーがありました。しかし、一般の方が個人で消費する以外の目的で梅酒を製造することは法律上できません。また、法律上の規制外の酒類を利用して製造することは法律上できません。お詫びして訂正いたします。
7/22(日)22:30-23:00に予定しておりました「アニメ女子おうちカフェ部♪」#2の再放送ですが、以下の放送内容に変更となります。

「アニメ女子おうちカフェ部♪」#2
      ↓
「アニメ女子おうちカフェ部♪」#1
なお、「アニメ女子おうちカフェ部♪」#2につきましては、
内容を修正したうえ、7/28(土)25:30-26:00に再放送予定です。
このたびは、視聴者の皆様に梅酒の製造・提供に関して誤解を与える内容となっておりましたことをお詫びいたします。

●梅酒製造の法的な問題点
さて、今回の「アニメ女子おうちカフェ部♪」で梅酒を作ってゲストに提供する行為が法律に違反するため放送内容の変更に至ったわけであるが、この法律違反が何であるのかは明記されていない。

実は今回の行為が「酒税法」違反になるためである。酒税法の定義によれば「酒類の消費者が自ら消費するため」(酒税法43条11項)であれば家庭等で梅酒を製造して自分で飲酒する事も認められるが、ゲストに提供するという行為が自己で消費するためとは言えない(営業目的)になるため違法となる。

それでは製造許可を官公署(税務署)に取る必要があるのだが、その場合は一定量の酒類の製造をしなければ製造許可(言い換えれば一定額の酒税の納税見込みがある必要がある)が承認されないのである。

また「カフェ」(というより飲食業等)で一定の条件を満たせば特例で一定の酒類の製造許可及びゲスト等への飲食許可が認められる可能性はあるが、今回はTV番組の一部なので飲食業としての営業許可を取得しているわけではないため例外規定も認められない。

いずれにいても法律遵守の精神で楽しいTV番組を放映して欲しいものである。


【ライター:清水サーシャ】


▼外部リンク

「AT-X」公式webサイト
国税庁HP