大人だって食べたい!お子様ランチの今、昔




可愛い器に、少量ずつたくさんの子どもが好きな料理が乗ったお子様ランチ。デパートのレストラン街などで見かけると、大人になった今でも食べてみたくなりますよね。しかし、実際に大人がオーダーしてもいいものかちょっと迷ってしまうのも事実。そこで今回は、日本で最初にお子様ランチを提供した日本橋三越のレストラン、『ランドマーク』さんに、その歴史も含め、お話を伺ってきました!



■初代お子様ランチは丸皿に盛りつけられた「御子様洋食」



――お子様ランチが初めて登場したときは、どのようなスタイルで提供していたのですか?



「今から約80年前に御子様洋食という名前で、チキンライスにコロッケ、ハム、スパゲティ、サンドイッチ等を、丸いお皿に盛り付けたものが、今のお子様ランチの最初の形になります。きれいな柄つきのお皿が入るようになったのもちょうどその頃で、子どもに夢のある食事をとの願いから誕生しました。



それから新幹線、飛行機、スペースシャトル等のプラスチック盛皿を経て、現在はSL(D51)に落ち着いています。ちなみに、ご飯の上に立てられた旗は、登山が好きだった当時の料理長のアイデアです。もちろん、ごはんに旗を立てたのも三越が最初ですよ」







ランドマークの入り口。ランドマークは日本橋三越本店の新館5階にあります。



■大人も食べられるお子様ランチ



――知れば知るほど、実際に食べてみたくなるお子様ランチですが、大人が食べることは可能なのでしょうか?



「もちろん可能ですよ。お年寄りやお子様のいらっしゃる女性等、"懐かしい!"と、実際に注文する方もいらしゃいます。



"SLの器で食べるのが恥ずかしい"という方には、普通のお皿に盛りつけてお出ししたりもしています。でもメインはやはり、幼稚園〜小学校低学年くらいですね」







三越ランドマークの定番お子様ランチ。840円という価格はずっと変わらない。



■定番お子様ランチが今風になったら?



――大人をもトリコにし続けるランドマークのお子様ランチ。お料理の内容はどんな感じなのでしょうか?



「現在は、ハンバーグ、エビフライ、コロッケ、スパゲティ、チキンライス、フライドポテトが基本となっていますが、実はこの夏限定でもう少し大人っぽいお子様ランチが登場するんです。



こちらは、栄養価の高さやヘルシーさも兼ね備えた現代版のお子様ランチとなっております。手ごねハンバーグを胚芽(はいが)ロールで挟んだハンバーガー、グラノーラが入ったフルーツヨーグルト、かぼちゃのサラダ、鉄分を多く含んだココア味のワッフルなど、油を使わない料理が多いのもポイントです」



お皿が花柄の陶器になっていて、女性ウケも良さそうな一品ですね。







この夏限定の現代版お子様ランチ。価格は1,050円。



なお、この夏限定の現代版お子様ランチが食べられるのは、7月25日〜8月31日までとのこと。



ノスタルジーに浸れる定番お子様ランチ、おしゃれでヘルシーな現代版お子様ランチ、両方頼んで食べくらべてみるのも面白そうですね。



日本橋三越新館5階 ランドマーク



店舗直通電話番号:03-3241-3831



座席数:176席(全席禁煙)



営業時間:午前11時〜午後7時(ラストオーダー/午後6時30分)



お子様メニューあり



ランドマーク

http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/h_restaurant/landmark.html



写真:大崎えりや http://eriyaosaki.com/ERIYA_OSAKI/index.html



(オガワチエコ)