2009年6月、期せずして亡くなったマイケル・ジャクソン。兄弟姉妹もジャネットを筆頭にミュージシャンとして有名だが、その親族がマイケルの遺言状は偽物だと主張している。彼らの告発に対して、14歳のパリスがツィートした辛口の意見とは?

2010年に発表されたマイケルの遺言状には、もともと兄弟姉妹の名前は含まれていなかった。財産分与として、3人の子供たちに全財産の40%、母親キャサリンさんに40%、そして残り20%を児童慈善事業団体に寄付する、という内訳になっていた。

ところが死亡時にはプラスの資産はなく、マイケルには5億ドルほど(約392億円)の負債があった。しかし死後にも稼げるのがキング・オブ・ポップ。最近ではペプシ社とアルバム『BAD』の25周年記念タイアップの契約を結び、またシルク・ドゥ・ソレイユのマイケルをテーマにしたショー『Michael Jackson The Immortal World Tour 』から入る収益などもあり、遺産管理団体であるマイケル・ジャクソン・エステートは、そのうち4億7,500万ドルをすでに返済している。

<Celebuzz>が入手した5ページにわたる手紙は、マイケルの兄弟姉妹であるジャネット、リビー、ティト、ランディ、そしてジャーメインの連名で提出されたもの。その中で親族は、現行のマイケルの遺言状は遺言執行者のジョン・ブランカ(John Branca)とジョン・マクレイン(John McClain)両氏が偽造したものであると主張し、両氏の解任を求めている。

その根拠の一つとして、マイケルが遺言状に署名したとされる2002年7月7日、彼がロサンジェルスにいなかったという証拠を持っている、と手紙には書かれている。また、生前マイケルはブランカ、マクレイン両氏を軽蔑していた、その二人に財産管理を任せることは彼の遺志にそぐわない、というのも解任を求める理由だ。

しかしマイケルは個人的に、信用できるエンターテイメント弁護士のブランカ氏と、家族の友人であるマクレイン氏を遺言執行者に選んだとされている。両氏はすぐに、このようなコメントを発表した。

「遺言に含まれていなかったマイケルの家族が、インターネット上にありふれているような陰謀説をこうして誤った中傷にするのは大変遺憾なことです」「特に残念なのは、今この時期にこういった主張をしてきたことです。今、多くの新プロジェクトによってファンがマイケルの芸術性を改めて楽しんでおり、そのおかげで遺産管理団体や、彼の子供の財政が落ち着いてきたところなので」と、親族に対してかなりの辛口だ。

それに加え、両氏の弁護士であるハワード・ワイツマン(Howard Weitzman)は<RadarOnline>に、「遺言状が偽造されたものであるという告訴は、すでに複数の法廷によって2年前に完全に却下されています。ロサンジェルス郡上級裁判所と、カリフォルニア州控訴裁判所とそして、カリフォルニア州最高裁判所でも」とダメ出しをしている。

兄弟姉妹のうち3人、ラ・トーヤ、ジャッキー、マローンが連名に含まれていないことからも、家族が割れていることが分かるこの手紙。素人目で見ても、お世辞にも法的文書といえるしろものではなく、文面は非常に感情的だ。そして人道面/罪悪感に訴えかけるのが効果的と考えたのか、「このストレスのせいで、82歳の母(キャサリン)は軽度の脳卒中まで起こした。これ以上彼女がこの板挟みの状況に耐えることはできない」と泣かせる(意図の)口調で書いてあるのだが...。

これに対して、キャサリンさんの孫にあたるマイケルの娘パリスが激怒、ツィートの嵐を始めた。(彼女はおばあちゃんと非常に親しいとされている。)

"たった今はっきりさせておきますが、祖母に関して言われてることは(根も葉もない)噂で、(実は)何にも起こってません。彼女は全くピンピンしてます"とつぶやいた。

それに続け、
"この嘘をでっちあげた奴は誰か知りたいわ。" 
"私は全力で愛する家族を守るんだから、それが他の家族のメンバーからだとしても" (「愛する家族」は祖母だと思われる。)

そして、これは後に消去されたが、叔父のランディに向けて究極の皮肉(?):
"ハロー、親愛なる家族。みんなに真実じゃないことを言いふらしてること、マジで有り難く思ってません、どうもほんっとにありがとう"

どうやらパリスには犯人の目星がついているようだ。簡単には収束しそうもないマイケルのお家騒動だが、50万人近くのフォロワーがいる子供が実は一番強いかも知れない。