L・スアレス、人種差別発言は策略と主張「マンUには政治的な力がある」

写真拡大

 リヴァプールのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、昨年10月のマンチェスター・U戦で起きた騒動についてマンUを非難している。イギリス紙『メトロ』によると、DFパトリス・エヴラに人種差別的な発言を行ったとしてFA(イングランドサッカー協会)から8試合の出場停止と罰金の処分が科されたことはマンUに仕組まれた結果だと、母国ウルグアイのテレビで語ったようだ。

 スアレスは、「クラブの人間は、マンチェスター・Uが僕を出場停止に追い込んだって確信しているよ。だけどイングランドでは、ユナイテッドは政治的な力を持っている。それを理解し、口を塞いでおかなくちゃいけないんだ」と、人種差別発言騒動はマンUの策略と非難した。

 また、今年2月のマンチェスター・U戦でエヴラが求めた握手に応じなかったとされる件についても、「オールド・トラフォードで起こったことに関しては誤解されている。すべてが仕組まれたことだと思う。イングランドのメディアは、僕が彼の前を通り過ぎた瞬間だけを切り取った。だが、その前にエヴラの手が低い位置にあったことを彼らは見ていないんだ」と主張している。