16日放送、テレビ朝日「ストライクTV」では、「作者が語る!人気マンガの秘密SP」として、「キン肉マン」作者・嶋田隆司氏、「カイジ」作者・福本伸行氏に行った取材の模様を放送した。

昨年11月より初代「キン肉マン」の連載が再開されると、新章の話題のみならず、新世界・通天閣100周年事業のイメージキャラクター起用やSNSゲームのリリースなど、その人気が再び爆発状態にあるキン肉マンと、独特の世界観に加え、極限の緊張感を表現することでギャンブルマンガの常識を覆し、現在はシリーズ累計2000万部の大ヒット作になっているカイジ。

同番組では、「みんなが本当に知りたいキン肉マン4つのこと」と題し、嶋田氏が「僕が小学4年生の時に大学ノートに書いてた」ことや「残念ながら小学4年生の時で、キン肉マンの筋の漢字がわからなかった(そのため、筋肉マンではなくキン肉マンになった)」といったエピソードが紹介される。

その他にも、キン肉マンのマンガとアニメの違いについて、「アニメは、超人のカラー設定とか見せてくれなかったんです。アニメ見たら、原作だとロビンは銀色なのに、いきなり青い色していたのでビックリした」と明かした嶋田氏は、「ただ、商品ってアニメカラーと原作カラーとツーパターン出る。両方売れたりするんで、それはオイシかったなあと」とおどけつつ、キン肉マンが作品の途中からマスクマンになるという設定変更を「新日本プロレスの道場にお邪魔して、もう亡くなられたんですけど、鬼コーチの山本小鉄さんが“これってマスクでしょ?”っていったんです。それいいアイデアやなと思って、そこからキン肉マンがマスクになった」と明かした。

また、緊張感を表現するために「ざわざわ」という擬音語が使われることでも有名なカイジ。福本氏は「カイジの前にアカギとか天という麻雀マンガがあるんですけど、麻雀マンガってバストアップだけで進むんですよ。何か行動して受けるのに間が欲しかったんです。それがざわざわ。ギャンブルと"ざわ"の相性はすごいよかった」と話し、奇抜なアイデアは、「ぶっちゃけ、ファミレスで話を考えているときに浮かびます」と語った。

さらに、「マンガ家の収入は?」という質問に対し、福本氏は「青年誌の単行本は、560円くらいすると思うんだけど、マンガ家の印税は10%なんで、10万部売れたら(印税は)560万円。100万部売れたら、その10倍になるわけで。マンガって1巻、2巻、3巻ってずっと10巻、20巻、50巻と連なっていくんですよね。それがすごいんです。20万部が仮に売れたら、1冊1000万円くらい入るのが、年に5冊は出る」と説明した。

また、その一方で、作画担当の中井氏との二人組(ゆでたまご)として活躍する嶋田氏は、「始まった当時は本当に原稿料が安くて、バイトしないと食べれないぞっていう原稿料だった。2人で月20万くらいで、10万、10万くらいですよね。ジャンプの編集部には執筆室っていうのがあったんです。編集部の一角をパーティションで区切っただけの。そこが快適で、3食出前をとってくれるんですよ、編集の人が。食費がかからなくて、どんどん太ってきた」と話し、原稿料自体は折半となるため、編集部にこもって経費を少しでも節約したというエピソードを明かした。

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